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外貨両替(2ページ目)

海外旅行では、多少なりともキャッシュ(現金)が必要。手持ちの円を、現地の通貨に両替しなければなりません。外貨両替のイロハをまとめました。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

外貨両替パックの利点・注意点

日本国内の銀行(窓口や外貨両替専用のATM機)、外貨両替専門店、一部の旅行会社や通販会社などでは、キャッシュの外貨両替に、いくつかの券種を揃えた(例えば米ドルなら、20ドル紙幣、10ドル紙幣、5ドル紙幣、1ドル紙幣など、複数の券種をミックスしてある)「外貨両替パック」を用意しています。パッケージ化されているので、両替手続きが簡便なのが特徴です。
 
窓口で紙幣の券種を希望するのも一手

窓口で紙幣の券種を希望するのも一手

ただし現地での使い勝手を考えると、小額紙幣が多いほうが助かります。例えば、100ドル紙幣は、商店によっては「お釣りがないので」と受け取りを拒まれるケースがあります。また、チップによく利用する1ドル紙幣は、多めにもっていると便利です。外貨両替パックでは、高額紙幣が含まれる組み合わせもあるので、その点にご注意を。

そこで、券種と枚数を希望して、両替をするのも一手。その場合は銀行窓口で、外貨両替の計算明細書欄に希望の券種と額を記入することで、希望の組み合わせが可能になります。

 

少しの額でも渡航前に現地通貨を用意しておけば安心

個人商店や市場はキャッシュしか扱わない

個人商店や市場はキャッシュしか扱わない

現地空港に到着後、「空港からタクシーにすぐ乗りたい」、「(接続のよい)電車を利用したい」、「深夜の到着で、銀行がクローズしている可能性がある」というとき、予め現地通貨のキャッシュを日本から用意しておけば慌てずにすみます。航空機や手荷物の遅延が理由で、現地到着後、すぐにキャッシュが必要な場合にも備えになります。できれば日本を発つ前に(1)少しの額でも現地通貨(現金)に両替しておく、さもなければ(2)代用が効く米ドル紙幣を持参するようにしましょう。 

また、個人商店や市場、屋台などではクレジットカードが利用できません。いくらぐらいを予め両替しておけばよいか、旅程や時程にあわせて準備をするようにしましょう。

 

おもな外貨両替専門店(国内)一覧 

日本国内における外貨両替は、銀行や信用金庫の窓口、両替商の認可がある、もしくは提携先がある旅行会社、外貨両替専門店、金券ショップなどが代表的です。また近年では、FX(外国為替証拠金取引)によるデリバリーを利用するひとも増えています。ここでは海外旅行を目的に、手持ちの円を外貨(キャッシュ)に両替できる専門店をまとめました。
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