ベネチアのマーブル紙
マーブル紙の第一人者ヴァレーゼ氏のお店にはいろんな種類の紙が
マーブル紙には、インクを垂らしただけで美しい大理石のような模様をつける「marmorizzata マルモリッザータ(大理石のような)」と、インクを櫛のような器具で引っ掻いて作る「pavonata パヴォナータ(孔雀のような)」の2種類があります。どちらも繊細で複雑な色彩が特徴です。
職人が作るマーブル紙は、紙だけでも購入が可能ですが、紙を加工して作るノートや小物類は持ち運びもしやすく、プレゼントもしやすい品。
また、一般的に、マーブル紙を制作する工房では、スタンプを使った単色の模様の紙も制作してます。ベネチアの景色や建物をデザインしたものもあり、こちらもベネチア土産としてオススメです。
ベネチアのマーブル紙1 エブル
マーブル模様の世界も奥が深い
マーブル紙の技術の起源である日本にも造詣が深いアルベルト氏の自信作のひとつには、木の年輪のような不思議な模様のマーブル紙もあり、これには、「スミナガシ」と日本語の名前が付けられています。
特殊なインクを使ってマーブル模様を描いた絹などの布製品の扱いもあります。
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■EBRU(エブル)
住所:San marco 3471, Venezia
開店時間:10:30-13:00/15:00-19:00
定休日:1月
TEL:++39 041 5238 830
アクセス:アカデミア橋東側Campo San Stefano(サン・ステファノ)広場北部
ベネチアのマーブル紙2 パオロ・オルビ
クラシカルなレターセットやインクなども
ワックス用の小さなスタンプや手作りのレターセットなど、素朴ながらも品格の香る小物雑貨類は、お土産にはもちろん、自分用にも欲しくなりそう。
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■Paolo Olbi(パオロ・オルビ)
住所:San marco 3653, Venezia
開店時間:11:30-19:30
定休日:日曜
TEL: ++39 041 5285 025
アクセス:リアルト橋とアカデミア橋をつなぐ道の途中