クラシックカーに乗るということ

M・ベンツSL
宮崎県と鹿児島県の県境付近に位置する火山群、霧島

霧島が見えてきた。どうも雲行きが怪しい。曇りになってくれるのはありがたいけれど、雨はいやだ。雲は完全に夏のカタチ。今にも漏れそう。このまま曇りでいてくれ……。
宮崎道
休日特別割引で高速料金は1000円に


の、願いむなしく、宮崎が近づいてくるとぽつぽつと降り出した。

福岡からおよそ300キロ。分かってはいたけれど、1000円の表示を見るとやっぱり嬉しい。

M・ベンツSL
日向灘沿いの道を走る

M・ベンツSL
宮崎市内の駐車場で
シーガイア脇、海岸に沿った道も天気がよければ気持ちいいんだけれど……。





午後6時。無事に宮崎ヤナセ到着。皆さんから歓待される。すみません、遅くなってしまって……。

M・ベンツSL
宮崎ヤナセのみなさんと

宮崎ヤナセ
宮崎ヤナセにて
ここまで来てやっと、1400キロ走ってようやく、エンジン壊れようがドアが落ちようが安心、という途方も無い安堵感をおぼえた。なんでも宮崎ヤナセさんにも一台、パゴダが入庫しているのだという。それを聞いて、さらに安心。それにしても、よほど珍しいのだろう、なんせ40年前のベンツ様、宮崎の町中では大注目で、フェラーリやランボルギーニに乗っているときに感じる気分とはちょっと違って、とても清々しい。気恥ずかしさがないというか、そういうのって今だと'60年代までのクルマじゃないとダメなんだろうなあ。フェラーリだと、ディーノあたりじゃないと、こういう気分で乗れないと思う。 要するに、それがクラシックカーに乗るということかも。'70年代後半だと、まだ脂が抜けきっていないというか、生々しさが残っているというか。
M・ベンツSL
SLのメーター


ボクもパゴダかディーノが欲しくなってきた。

あ、そうそう、発見したのだけれど、パゴダのメーター、6の数字だけ妙に可愛い!(写真はオドメーターの数字がちょうど光っていてよく見えないけど……)

この日は、市内の“弁天寿司”さんで宮崎料理を堪能する。地鶏はもちろん旨かったけれど、最高だったのがとり南蛮。こんなに旨いとり南蛮は始めて。あまりの旨さに、お寿司が出て来た頃にはお腹も満腹。たぶん、今日の暑さで内臓もわずかに急性夏バテな感じ。 いつもの食欲がなかった。残念!!

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