クイックで過激な走りのスポーツバージョン
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| 軽量アルミホイール、ブレーキ、エキゾーストシステム、6MTなどもレースカーから受け継ぐ |
結論からいうと、その価値は十分あったと言っておく。冒頭にも記したけれど、現行ミニになって随分と走り味がマイルドになり、一種独特なゴーカートテイストが薄れていささか残念に思っていたボクには特にガツンと効きまくった。クイックなハンドリングと過激なパワーフィールは、正にミニの頂点に立つべきスポーツバージョンらしさに溢れたもの。それでいて、素性の良さを生かしたフラットなライドフィールと接地性の良さでガンガン踏んでいける。ドライブしていて素直に楽しいと思えたし、時間が経つのも忘れてしまうくらい夢中になって走った。
それでいて、街中での乗り心地が悪かったかというと、そうでもない。硬いが乗用車らしさは決してスポイルされていないから、普段着にも使える。いっそクーパー系にはこのテイストを標準にして欲しいと思ったくらい。
エアロパーツはディーラーオプションだから後から考えればいい。クーパーSを検討している人は、＋70万円だけ工面して、ノーマルスタイリングのJCWに乗るのが洒落ている。目立ちたくなったら、後から考えればいいのだから。たぶん、付けないと思うけど。
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| エアロダイナミックパッケージやリアスポイラーを初め、試乗車には外観も多くのオプションが装着されている |
