クルマ好きが待ち望んでいたアバルト
昨年復活を果たした名門チューニングブランド“アバルト”。グランデプントに続く第2弾となるのが、ジュネーブショーで発表されたこの500アバルト |
昨年、正式に復活したフィアットアウトグループのアバルトビジネス。ヨーロッパでは着実に若年層の支持を集め始めているらしい。グランデプントアバルトを購入した人のうち、30代までのユーザーが実に6割に及ぶ。若者のクルマ離れはヨーロッパの自動車業界でも問題になっているが、そういった状況下でこの数字は立派だ。
もっとも、アバルトが日本に上陸するにしても、同じように若者ウケするとは思えない。逆に、昔を知る“オトナのオモチャ”になる可能性の方が格段に高い。アバルトへの関心は、ここ日本においては、イタリア人も真っ青なマニアックさである。(それを見越した高めの値段設定にならないことを祈るばかりだ)
室内もベースモデルよりスポーティにまとめられた。選択するとブーストアップする「スポーツ」も装備、ブースト計も設置されている |
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