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最新ランボルギーニに新しい暴れ牛が見えた(3ページ目)

カーセンサーEDGEムック「スーパーエッジ」の撮影で、ムルシエラゴLP640とガヤルドスーパーレジェーラに乗って来ました。2台の最新ランボルギーニに“らしさ”はあるのか?“いち猛牛ファン”が試します。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

荒ぶる魂を得たガヤルド

ガヤルドスーパーレジェーラ
通常モデルから、パワーアップ(10ps)と軽量化(100kg)が図られ、よりスポーティなスーパーレジェーラ。価格は2617.125万円(e-ギア)

ガヤルドもまた、このスーパーレジェーラで荒ぶる魂を得た。ノーマルモデルよりも大幅な軽量化を果たした結果、乗り味全てにダイレクトさが増している。クルマと五感で繋がれるようになった。

ガヤルドスーパーレジェーラ
エンジンフード、リアディフューザ、アンダーボディカバー、ドアミラー、ドアパネル、センタートンネルカバーなどは軽量化のためカーボン製とされた

そのことはV10エンジンを目覚めさせた瞬間に判る。振動が、音が、実体を伴ってドライバーに迫り、乗り手は思わずシートを一段階、前にやる。人もクルマも戦闘モードなのだ。

もちろん、動かせばさらに気分は昂揚する。すべての動きが五感を通じて伝わり、闘争心を煽るからだ。乗り手はもう、素直に暴れ牛の性能を可能な限り発揮させるべく、全身全霊を預けて跨がるほかない。

ドライバーに強い意志さえあれば、この猛牛はいとも簡単に進路を見極め、そこにめがけて猛進する。

ガヤルドスーパーレジェーラに、新しい暴れ牛の姿が見えた。

ガヤルドスーパーレジェーラ
カーセンサーEDGEのスペシャルムック「スーパーエッジ」の撮影現場にて
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