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MotoGP日本グランプリ開幕! 後編(2ページ目)

いよいよツインリンクもてぎで行われるMotoGP日本グランプリが迫ってきました。今回は、2008のMotoGPを振り返るシリーズの後編。日本グランプリをより楽しく観戦できるよう、復習しておきましょう。

執筆者:竹田津 敏信

ロッシの優勝、ストーナーの転倒

アメリカのラグナセカで行われた第11戦はロッシとストーナーの白熱したトップ争いが繰り広げられます。当初は昨年のこのコースの覇者であることや予選で唯一1分21秒を切るタイムでポールポジションを獲得したことなどから、ストーナー優位と思われていました。しかし、決勝ではロッシが抜群の集中力を見せ、スタート直後にトップに立ちストーナーを抑え込みます。立ち上がりのパワーで有利なストーナーが前に出ても、ロッシはブレーキングからのコーナー進入で即座に抜き返し、レースの主導権を譲りません。

MotoGP
白熱したトップ争いを繰り広げるロッシとストーナー

勝負が決まったのは、さらにバトルが白熱してきた24周目。ロッシの後方で最終コーナーに進入したストーナーがブレーキングをミスし、コース外に膨らんだところで転倒してしまいます。すぐにマシンを起こしレースに復帰するものの、15秒もの差がついてしまいロッシがUSGP初勝利を飾りました。ロッシは「何回順位が入れ替わったか覚えていないが、自分にとっても、ファンにとっても楽しいレースができた」と語っています。

第12戦はチェコのブルノ・サーキットで行われ、ロッシが今期6勝目となる優勝を手にします。予選でポールポジションを獲得していたストーナーは、序盤トップを独走する展開になるも7周目で転倒しリタイヤしてしまいます。続く第13戦はサンマリノのミサノサーキット。気温は35℃まで上昇しライダーには過酷な条件でしたが、ここでもロッシが優勝。2位にはチームメイトのホルヘ・ロレンゾが入りました。予選でポールポジションを獲得したストーナーは8周目で3戦連続の転倒をしてしまいます。

そして、アメリカはインディアナポリスで行われた第14戦決勝は、大型ハリケーン、アイクの影響で雨も風もひどくなり21周目にレッドフラッグが振られます。しかしレースは成立し、ロッシが2005年以来の4連勝。これで、第15戦の日本グランプリを制すればロッシの優勝が決まります! 決戦の日は9月28日(決勝)。ぜひツインリンクもてぎに足を運んでみてください。


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