従来のロケットIIIをベースにしながら、フレームやホイール、ヘッドライト、ハンドル周り、タンクなどすべてを一新し、さらに大型ウインドシールド、パニアケースを装備して誕生した「トライアンフ ロケットIIIツーリング」。世界最大級の3気筒エンジンが実現するパワフルな走りと上質な乗り心地は、まさに大人のためのクルーザーといえます。

大型クルーザーならではの抜群の安定性

2294ccもの排気量を持つエンジンと、300kgを超える車重。体格の小さな日本人にとってはお世辞にも取り回しがいいとはいえませんが、そのパワーと重量がもたらす抜群の安定感と卓越した操作性でロングツーリングも難なくこなせる本格派クルーザー、それがロケットIIIツーリングです。
ロケットIIIツーリング
低重心、左右2本出しのマフラーが形成するロー&ロングなスタイリング

ロケットIIIをベースにした車体は特徴的な3気筒エンジンを採用しているものの、テールランプとバックミラーを除くすべてが新設計。ティアドロップ型フューエルタンクにタンクオンメーターのインパネを採用、マフラーはエンド部分を斜めにカットした左右2本出しにするなど、同シリーズのロケットIII、ロケットIIIクラシックとはまったく異なる造形になっています。専用に設計された強靭なスチール製ツインスパーフレームが、ロー&ロングの大型クルーザーらしいスタイリングを見事に作り出しました。

また、ロケットIIIでは240mmとワイドなリヤタイヤを装着していますが、このツーリングモデルでは180mmと標準的なサイズのものに変更。結果として、ニュートラルで扱いやすいハンドリングを可能にしています。

ロングツーリングにうれしい装備たち

ロケットIIIツーリング
走行風を遮断してくれる大型ウインドシールド
ロケットIIIツーリングの特徴の1つが、長距離ツーリングを想定して採用された機能的な装備です。高速走行時に威力を発揮する大型のウインドシールドは、独自のクイックリリースシステムの採用で簡単に着脱できるようになっています。下部のエアディフレクターがスクリーンのメインブレードとともに機能し、乱流の発生を防いでくれます。

ロケットIIIツーリング
たっぷり荷物が入るパニアケースが両サイドに装備されている
フットボードはティアドロップ型で足を下ろす際にも邪魔にならず、各部の調整が可能なシーソー型ギヤペダルを採用。また、ボディカラーと同色のハードパニアケースは39Lもの大容量を誇り、こちらもウインドシールドと同様にワンタッチで取り外すことができます。そのうえ高いシール性によって雨水などが内部に浸入しないようになっているので、中の荷物が濡れることはありません。

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