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MotoGP日本グランプリ開幕! 後編

いよいよツインリンクもてぎで行われるMotoGP日本グランプリが迫ってきました。今回は、2008のMotoGPを振り返るシリーズの後編。日本グランプリをより楽しく観戦できるよう、復習しておきましょう。

執筆者:竹田津 敏信

ドゥカティのストーナーが反撃を開始

前編では開幕戦から第7戦までを振り返りました。第7戦終了時のランキングではフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが1位。去年の覇者ドゥカティのケイシー・ストーナーは4位と、開幕戦以来トップから遠ざかっていました。

しかし、イギリスはドニトンパークで行われた第8戦からその実力を発揮します。第7戦終了後に行われたカタルーニャでの合同テストで、GP8に新しい電子制御システムを導入し、その結果公式練習3回目を除きすべてのセッションでトップタイムをマークし、予選でもポールポジションを獲得。そして、決勝もホールショットから一度もトップの座を譲らず優勝を決めます。この新しい電子制御システムについてストーナーは「僕もビットー(テストライダー)もすぐに気に入った。まだまだ改善の余地はあると思うが、状況はかなりよくなった」とレース後に述べています。

MotoGP
新しい電子制御システムでGP8の挙動がピタリと収まった

ストーナーは、オランダ、アッセンでの第9戦も優勝。しかしこのレースはそれ以上に、スタート直後に起きた大波乱のほうがインパクトが大きかったといえます。それは、当時ランキング1位だったロッシの転倒。予選で3番手フロントローを獲得していたロッシが出遅れ、ポジションを挽回しようとした矢先に転倒してしまったのです。ただ、最後尾に転落したロッシは素晴らしい追い上げを見せ11位(5ポイント)を獲得します。

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リヤを滑らせたロッシが転倒

ドイツはザクセンリンクで行われた第10戦決勝はウェットコンディションで始まります。いきなり飛び出したレプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、1周目に1.9秒、5周目には7.4秒と一気にリードを広げますが、5周目を終えた直後の1コーナーで転倒してしまいます。第2戦、第7戦の優勝以外でもコンスタントにポイントを重ね、ランキングトップに立った直後でのリタイア。そんななか、優勝したのはここでもストーナーでした。ペドロサの転倒によって、単独2番手だったストーナーがトップになり、後方から追い上げて来るロッシを寄せつけず独走態勢で第8戦からの3連勝を決めます。

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125cc決勝の後に降り始めた雨で、路面はヘビーウェットに


>>次のページでは、>>ロッシとストーナーの明暗をお伝えします。
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