その他の奨学金
ほかにも、自治体や奨学事業団体、大学などの奨学金が数多くあります。防衛省の「貸費学生」という制度もあります。中でも大学独自の奨学金は、授業料減免制度や給付型奨学金等の奨学金制度を充実させる傾向が見られます。受験前に申請をすることで、合格と同時に奨学金の採用が決まる「予約型」も少しずつ増えています。
なお、奨学事業団体などの奨学金は入学後の申請になりますが、どのようなものがあるのか大学のサイトなどで確認しておきましょう。
【参照】
防衛省「貸費学生」とは?
授業料減免・給付型奨学金を狙おう
大学独自の予約給付型奨学金が増加中!
奨学金も「返すことを考えて借入を
最近、ご夫婦で奨学金を返し、家計の中で固定費となっている例が目立ちます。奨学金に頼りすぎると、社会人になってからの家計の負担になることも頭に入れておきましょう。例えば日本学生支援機構の第二種奨学金を月10万円、4年間借りた場合(合計480万円)、ボーナス払いなしであれば、月2万2172円(最終回2万2312円)を240回返していかなくてはなりません。返済額の合計は532万1420円。
もちろん、給付型の奨学金を狙っていくのもひとつの方法です。それには、入学時だけでなく、在学中を通して一定の成績を維持することが必要になります。
【参照】
日本学生支援機構が奨学金の返済滞納に法的措置!?
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