USBハブを使えば多彩なメディアに対応

USBハブを使用できるのもポイントだ。I-K99はUSB端子が1口、裏側から出ているが、iPodの接続に必要だから、USB端子は埋まってしまう。となると、USBメモリーなどに差し替えるのが面倒になり、接続するのはiPodだけというようになりがちだが、USBハブを用意すれば、iPodをつなぎっぱなしでもUSBメモリーやUSBカードリーダーなどが使えるというわけ。これで、扱えるデジタルメディアの幅は大きく広がる。使用可能なUSBハブは3口までだ。

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付属のiPod接続ケーブルをI-K99に接続したところ。付属ケーブルはUSB/映像/音声の三つ叉


メモリーを内蔵しているのも特徴だ。この内蔵メモリーにはUSB経由で動画や音楽を保存しておける。お気に入りの曲や動画を内蔵メモリーに保存しておけば、聴きたいとき、見たい時にいつでも呼び出して楽しむことができるので便利だ。

アナログ接続でもサウンドクオリティは上々

ところで、上の写真でおわかりのように、I-K99付属のiPod接続ケーブルはDockコネクターの反対側がUSB/映像ミニプラグ/音声ミニプラグの三つ叉に分かれている。つまり映像と音声はアナログ伝送ということだ。

このあたりで音質的にどうなの? と思う人もいるかもしれないが、同クラスのデジタル接続のデッキと比べてみても、まるで遜色のないクオリティだ。というのも、I-K99は2010年の同社レシーバー・ラインアップの中ではフラッグシップといえるモデル。生産が終了した従来のフラッグシップCDレシーバー、U929の後継となるモデルで、SMSやDTAなどの技術を受け継いでいる。メカレスだから、価格はU929よりも大幅にダウンしているが、音質はそれに匹敵するレベルなのだ。

クルマの中で聴くのはiPodを中心としたデジタルメディア。CDはもう聴かないという人には、魅力的なモデル。実際、クルマにCDを持ち込まないと決めると、車内はすっきりするしCDを傷つける心配はないし、いいことだらけだ。

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