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新ストラーダFクラスでブルーレイを楽しむ(2ページ目)

XGAディスプレイを採用しハイビジョン画質に対応した新ストラーダFクラス。同時発売の世界初!車載ブルーレイディスクプレーヤーを組み合わせ、クルマでブルーレイを満喫!

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

ブルーレイの音の良さに驚き!

ブルーレイディスクだが、映像がきれいなのはもちろんのこと、音がいいのに驚いた。それもそのはずで、ブルーレイディスクのデータ容量は、片面2層で50GB。圧縮無しのリニアPCMの音声ならサンプリング周波数が最大192kHz/24bitというから、CDやDVDに比べてダイナミックレンジも周波数帯域も広い。

もちろん、どんなソフトでもブルーレイであれば音がいいというわけではなく、ソフト自体にクオリティの高い音が記録されて初めて、いい音で楽しめるわけだが、CDよりも遙かにすぐれたサウンドクオリティで、音楽が楽しめるフォーマットであることは間違いない。

高音質のサラウンド再生も可能

今回、数枚のブルーレイディスクを聴いて見たが、その中でもっとも音がいいと感じたのが、DTS-HD Master Audioのデモディスク。DTS-HD Master Audioはサンプリング周波数96kHz/24bitの音声を7.1chで収録できる可逆圧縮(ロスレス)の音声フォーマットで、ビットレートは上限24.5Mbpsと高い。その音は、スタジオマスターと同じ音質を再現できるといわれている。
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ブルーレイディスクの操作はこの操作メニューで行う。曲送り等は矢印キーで操作

また今回は用意していなかったが、ブルーレイはドルビーTruHDというロスレス圧縮の音声も対応している。こちらもDTS-HD Master Audio同様、高音質のサラウンド音声が楽しめるフォーマットだ。

音楽ブルーレイのタイトル数は?

問題は、ブルーレイのソフト数。再生できる機器を持っていても見たいソフトが無ければ宝の持ち腐れだからだ。もちろんCY-BB1000Dは、ブルーレイレコーダーで録画したTV番組等を見ることもできるが、クルマの中で楽しむなら、音楽ソフトが中心になると思う。というわけで、現在の音楽ブルーレイソフトを調べてみた。

amazon.co.jpのブルーレイソフトのリストを見ると、全体で2,921タイトル。その中で音楽ソフトはグンと減って231になる。ジャンル別に見ると海外のロックがもっとも多く86。次にJ-POPが続いて72、ほかには海外のポップスが32、ジャズ・フュージョンが19、クラシックが40という具合だ。

タイトル増は今後に期待

またDTSのサイトでリストに上がっているのは503タイトル。ジャンル別に見ると、ロック&ポップス9タイトル、ジャズ9タイトルと音楽ソフトは極端に少なくなる。

という具合に、音楽ソフトに絞れば、ブルーレイのタイトル数はまだまだ。そのため、クルマへのブルーレイ導入を急ぐ必要はないと思う。ただ、家のAVシステムがすでにブルーレイ化していて、ソフトもある程度そろっているのであれば、クルマにもブルーレイを導入したくなるのは自然の流れ。ブルーレイなら、DVDオーディオやSACDのように次世代オーディオと期待されつつ姿を消したDVDオーディオやSACDのようなことにはならず、今後タイトルが増え続けると思われる。

【関連リンク】
・DTS
・DEGジャパン
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