CEATEC JAPAN 2007が開幕
10月2日、幕張メッセで
CEATEC JAPAN 2007が開幕した。このイベントは、アジア最大級の規模を誇る映像・情報・通信の国際展示会。国内外の家電/通信/部品などのメーカーが最新技術や製品の展示、およびデモンストレーションを行っている。今年は幕張メッセの全館を使用し、規模を拡大。出展者は895社/団体に及ぶ(昨年は807社)。
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発表直後のカロッツェリア・ニュー楽ナビにいち早く触れる |
全体を見渡すと部品/デバイス関係の展示が多く、メーカーの技術者間の最新技術の情報交換の場という意味合いが強いイベントだが、一般客も十分に見応えのある内容だ。カーナビ&カーオーディオ関係に絞ってみると、カロッツェリアがモデルチェンジ直後の
楽ナビを展示していたし、パナソニックも
ストラーダ700シリーズを展示。メーカー担当者から直接、詳しい話を聞ける。
近未来の新技術がいち早くわかる!
開発中の新技術を見るのも楽しい。パナソニックは次世代ETCのDSRCや小型トラックボールタイプのコマンダーなど、わりと実用化が近そうな技術を展示。
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次世代ETCのDSRCを展示 |
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青い部分が小型トラックボール |
パイオニアはカメラの画像に矢印などを表示してルート案内を行うリアルビューナビや、景色を解析して単調な風景が続くと新しいルートを提案するロードスケープナビ、周辺のクルマや自車の挙動を監視して通知するアラウンドモニターナビといった画像認識ナビゲーションや、裸眼立体システム「3Dフローティングビジョン」と空間センサーを組み合わせた立体映像ユーザーインターフェイスといった、先の技術のデモを行っていた。この「3Dフローティングビジョン」は実際に体験もできる。
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リアルビューナビはカメラ画像上に案内を表示 |
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立体映像ユーザーインターフェースを体験できる |
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