秋はカーナビ新製品の登場シーズン
さて、この秋いち早くニューモデルを発表したのが、パナソニックのストラーダだ。これまでのCN-HDS635/625の後継となるモデルで、ラインアップはCN-HDS710TD(27万900円)/CN-HDS700TD(24万9,900円)/CN-HDS700D(18万9,000円)の3モデル。すべて2DIN一体型で、CN-HDS710TDとCN-HDS700TDはフルセグ対応の地上デジタルチューナーを標準装備。CN-HDS710TDとCN-HDS700TDの違いは、CN-HDS710TDがDVD/CD/MDプレーヤーを搭載しているのに対し、CN-HDS700TDはMDプレーヤー無しということだ。CN-HDS700DはCN-HDS700TDの地デジチューナー無しのバージョンだ。ストラーダCN-HDS710DT(27万900円) |
モニターは7型ワイドで画素数は33万6,960。HDDの容量は40GB。インターネットのストラーダ・ユーザー専用コンテンツ「おでかけストラーダ」で検索したスポット情報をカーナビに転送できたり、オプション追加でBluetoothのハンズフリー通話&ワイヤレス・オーディオ再生に対応するなど、機能面は同社フラッグシップのFクラスに匹敵する。モニターが高精細なVGAではないのに伴って、リアルな地図表示が無かったり、標準装備の地デジチューナーが2チューナータイプだったり、コストダウンを図っている面はあるが、実用上はなんの問題もない。発売は10月10日の予定だ。
他にも、例年、秋にニューモデルを発表している複数のメーカーが、ニューモデルの投入を予定。詳細は明らかにできないが、いずれも魅力的なモデルになっているはずだ。
PNDのオススメモデルも紹介
ガーミンnuvi360(オープン価格) |
このモデルの良さは、ひとつに携帯性。98.3×73.9×22.1ミリのサイズは、他のPNDに比べ群を抜いてコンパクトで、ポケットやバッグに入れて持ち歩いても邪魔にならない。また、クルマへの着脱も簡単だ。さらに、別売りで海外のマップソースも用意しているので、海外旅行に出かけたついでにドライブしたいという人にもぴったりだ。
コンパクトボディと引き替えに画面が3.5インチと小さいが、カーナビ=道案内として使う分には、まったく問題にならない。GPSだけで測位を行うナビの中では、測位も安定しているし、トンネルに入ったりして一度GPSの電波を受信できなくなったあと、再びGPSを受信したときの復帰もすこぶる早い。ワンセグが見たいとか、レーダー探知機が欲しいとか、ナビ以外の別の目的でPNDを手に入れようとしているなら話は別だが、カーナビとしてPNDが欲しいと考える人にはガーミンがオススメだ。
【関連リンク】
・カロッツェリア・サイバーナビ
・ストラーダFクラス
・イクリプスAVN777HD
・クラリオンMAX8700DT
・ケンウッドHDV-990
・ストラーダCN-HDS710DT/CN-HDS700DT/CN-HDS700D
・ガーミンnuvi360(いいよねっと)