第1位 カロッツェリア AVIC-VH099G
スマートループが一歩先の機能を実現
先進のスマートループが快適ドライブをサポートする カロッツェリアAVIC-VH099G(38万8,500円) |
というのも、ブレインユニットを脱着できるタイプが、スマートループに対応しているから。スマートループとは、サイバーナビユーザー通しが、通信経由で情報を共有できる機能。たとえばスマートループ渋滞情報は、走行中のサイバーナビ・ユーザーが携帯電話でアップした走行情報を、他のユーザーが共有できる。つまりVICSよりも広範囲で渋滞情報が得られるというわけだ。
ブログで見つけたスポットの地点情報を簡単ダウンロード
またスマートループドットコムというサイバーナビユーザー専用のWebサイトに自分のブログスペースを持てるのも魅力だ。このブログスペースには、サイバーナビに記憶させた地点の情報を貼り付けることも可能。クルマのサイバーナビから外したブレインユニットを自宅のリビングキットにセットしてパソコンとつなげば、登録地点をパソコンで編集してブログにアップできるのだ。そしてブログを見た他のユーザーは、その地点データをダウンロードして自分のサイバーナビの地点データに加えることができる。つまり、通常は他人のブログを見て行ってみたいスポットが見つかったとしても、住所や電話番号をメモしたりして、その情報を元にカーナビで検索していたわけだが、サイバーナビユーザー同士なら、スポットの位置情報を、直接カーナビに取り込むことができるというわけだ。
ほかに、オートパーキングメモリーによって、わかりづらい駐車場の入り口の情報をサイバーナビユーザー同士が共有できる。
測位性能も高精度。先進性も基本性能もハイレベル
トップレベルの測位性能を持つなど、カーナビとしての基本機能も充実。渋滞対応力は先に説明したスマートループ渋滞情報が使えるほか、オンデマンドVICSという機能も便利。これは携帯電話を通じてVICS情報を取得できるもので、従来はビーコンの下を通らなければ得られない区間旅行時間込みの詳細な渋滞情報が、出発時点で入手できる。しいて弱点を挙げるとするならば、機能が多すぎるので、使い始めは操作にとまどうこと、地図データが他社のものよりもやや古いように感じるということだが、それも年1度のバージョンアップを行えばいい話。インターネット経由で、自宅で地図のバージョンアップができるのもカロッツェリア・サイバーナビならではだ。
優れた基本性能と、多彩な機能、先進性を高い次元で融合したカーナビだ。
- 測位性能 ●●●●●
- 検索機能 ●●●●●
- 案内性能●●●●
- 操作性 ●●●●
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