PNDの魅力はカーナビ以外の機能にあり

簡易型ポータブルナビ=PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)は複合機能、つまりナビゲーションだけではなく他の機能も持っているのがひとつの特徴。各社、音楽再生、動画再生、計算機、ゲーム、ワンセグチューナーなど、さまざまな機能を持たせたPNDを発売している。

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ユピテルYERA SCN-10(オープン価格)はGPSターゲット情報を収録
そんななか、自社が得意とするレーダー探知機の機能を合体させたPNDを発表したのがユピテルだ。もっとも、春先に発表した「YERA(イエラ)SCN-20RD」というモデルは、発売が延び延びになっている様子。その前にレーダー探知機を省いてGPSターゲット情報だけを搭載した「YERA(イエラ)SCN-10」というモデルを発売した。今回は、そのインプレッションを報告しようと思う。

GPSターゲット情報とは、あらかじめ地点データとして収録された交通関連の情報のこと。カロッツェリアやケンウッドなど、オプションのデータ追加でオービスポイントを教えてくれるナビがあるが、それの詳細版と思えばいい。

18種類のGPSターゲットを識別

SCN-10に収録されているデータは18種類。ループコイル/LHシステム/新Hシステム/レーダー式オービス/トンネル出口オービスなどのほか、取締エリア/検問エリア/交通監視システム/Nシステム/交差点監視ポイント、さらには事故多発エリア/警察署/道の駅/信号無視抑止システム/サービスエリア/パーキングエリア/ハイウェイオアシス/ハイウェイラジオ受信エリアまで、すべて種類別に識別できるよう表示する。

つまりパトカーだとか移動オービスなど、移動体の取締には対応していないが、固定式の取締にはすべて対応しているということ。入会金2,100円、年会費5.250円を払ってity.クラブに入会しておけば、年12回更新されるGPSターゲットデータをパソコンでダウンロードし、常に最新の状態にすることができる。

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これがレーダースコープ。自車位置を中心とした円内のGPSターゲットを最大100カ所表示
GPSターゲット情報の表示方法は、ナビゲーション画面への表示とレーダースコープの2種類。ナビ走行中にGPSターゲットに近づくと、画面下にターゲットの種類と自車からターゲットまでの距離を表示するほか、地図上ではアイコンによりターゲットの位置がわかる。レーダースコープは自車を中心とした円内にあるGPSターゲットを最大100カ所まで表示する。

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