地デジチューナーの種類

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12セグ/ワンセグ自動切り替えのイクリプスDTV106 99,750円
車載用の地デジチューナーは、現時点で12セグ専用、12セグ/ワンセグ自動切り替え式、ワンセグ専用、そして12セグ/アナログ自動切り替え式の4タイプが発売されている。また地デジナビにも、12セグ/ワンセグ自動切り替え式の地デジチューナーを標準装備したもの、ワンセグチューナーを内蔵したものの2タイプある。価格は12セグ専用、12セグ/ワンセグ自動切り替え式、12セグ/アナログ自動切り替え式は、安いものが7万円台で、一般的には10万円前後。対してワンセグ専用チューナーは3~4円台と値頃感がある。この中から、どのタイプを選ぶのかは、そもそも今地デジが必要かということも含めて大いに迷うところだ。

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クラリオンのワンセグチューナーDTB160 37,800円
ワンセグ専用チューナーを選ぶメリットとしては、価格が手ごろ、受信エリアが広いといったことが挙げられる。画質も12セグと見比べると明らかに解像度が低いのだが、アナログTVと比べると断然、画質のいい安定した映像が楽しめる。手っ取り早く、低予算で地デジを楽しみたいなら、ワンセグ専用チューナーを選ぶ手もアリだ。ただし、解像度が低いため、大型のモニターに映像を映すと、かえって解像度の低さが目立ってしまう。ワンセグが堪えられるのモニターのサイズはせいぜい7型程度、多少無理をして8型クラス。それ以上大きいモニターに映すなら、ワンセグより12セグ対応機をおすすめしたい。

また今はワンセグも12セグも同じ内容の番組を放送(サイマル放送)しているのだが、08年以降はワンセグ独自番組の放送が予定されている。そのとき、サイマル放送を止めるのかはまだ不透明な部分である。あるメーカーの担当氏は「現状ではアナログTVの置き換えとしてワンセグを見ている人が圧倒的に多いから、サイマル放送を止めるとブーイングが続出する。だからサイマル放送は止められないんじゃないか」と予測していたが、ワンセグの最も大きい市場である携帯電話では、独自番組と携帯の機能を連動させれば新たなニーズが生まれる可能性があるわけだし、放送局にとっても独自番組を作るほうが新たなスポンサーを獲得できるという点でメリットがある。したがって、ワンセグを手に入れるなら、使うのは1~2年、08年以降サイマル放送が続いたらラッキーくらいの気持ちでいたほうがいいかも知れない。

ベストは12セグ/ワンセグ自動切り替えタイプ

以上のことを踏まえると個人的には、コストはかかるが12セグ/ワンセグ自動切り替え式を選ぶと思う。地デジ本来の高画質を楽しむならやはり12セグだし、12セグの受信ができないエリアでもワンセグが(多少は)フォローしてくれる。また今のところ番組は少ないが、5.1chサラウンド放送が楽しめるのも12セグ。これを楽しむためにはAAC対応のサラウンドデコーダーと5.1ch分のスピーカーが必要なわけだが、クルマの中がサッカースタジアムに変わるような臨場感を味わってしまうと、後戻りできなくなってしまう。

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パナソニック・ストラーダCN-HDS625TD 260,400円は12セグ/ワンセグチューナーを標準装備
もしカーナビを購入するついでに地デジの導入を考えているなら、間違いなく地デジチューナーセットのものを選んだほうがお得。ナビと地デジチューナーをそれぞれ単体で購入するよりは、約1~2万円ほど安い。また最近カーナビを購入してしまって、地デジチューナーの追加を考えているなら、カーナビと同じメーカーのものを選ぶのが得策。カーナビが旧いと対応していない場合も多いが、最近のモデルならば同じメーカーの地デジチューナーをタッチパネルで操作できるケースもあるからだ。

いずれにせよ、アナログ放送が終了するのは2011年7月の予定。それまでには、まだ4年半あり、車載地デジチューナーがもう少し安くなることは想像できる。それまで待つか、いち早く手に入れてクルマで地デジを楽しむかは、あなた次第だ。

【関連リンク】
・(社)地上デジタル放送推進協会ホームページ
・ECLIPSE
・Clarion Japan/TVチューナー
・Panasonic/ハードディスクナビ




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