LEXUS(レクサス)/LEXUSの車種情報・試乗レビュー

ヨーロッパのその先へ レクサスLS(2ページ目)

今年最も話題のクルマの一台、レクサスLS。そのデザイン、最高級車としての資質は、どんなものだろうか?

執筆者:松本 明彦

ロングノーズ、ロングキャビン

ロングノーズ、ロングキャビンのプロポーション。

全体のプロポーションはロングノーズながら、ロングキャビンだ。そしてレクサス全車共通で、サイドヴューで見てフロントタイヤ中心からフロントカウル(Aピラー根元)までと、リアタイヤ中心からキャビン後端(Cピラー後端根元)までの距離は同じになる。これはロングノーズでFRらしさを表現しながら、ロングキャビンで広い室内空間も実現させている訳だ。ロングキャビンの居住性の良さは、あくまで「人中心」であるレクサスの考え方も表現する。

円柱に直方体が「勘合」「融合」した造形。

2005年モーターショーでLSのコンセプトカーを見た時に、いい意味での「がっしりとした重さ」を感じた。その印象は、生産車でも変わらない。その秘密は、レクサスでは「立体の勘合と融合」と言っているが、ボディ側面はドア断面からボンネットへ続く丸い断面の円柱に、ベルトラインの直方体の断面がそれを突き破るようにフロントでは「勘合」し、リアに行くにしたがってその突出量が減り「融合」する。

ヘッドランプより低いグリルながら、毅然とした表情も。

通常高級車では、フロントグリルを高くすることにより、威厳、立派さを表現する。しかしLSのフロントグリルは、ヘッドライトより低い位置にある。これはスポーティーさを表現するとともに、長いフロントボンネットの面を見せ、内包するパワーをも表現する。さらに低いグリルながら、その下辺は左右下に引っ張るようなラインを描き、毅然とした表情で車格感もしっかり表現する。これは人が気合を込めた時に、口がへの字になるのと同じ理屈だ。

伸びやかなCピラーも、見所の一つ。
そのCピラーの後ろから見た丸みは、張りのある力強さを表現する。
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