国産車/国産車関連情報

オロチ降臨!(3ページ目)

2001年モーターショーに突如登場し、話題騒然となったミツオカのオロチ。そのオロチの市販車がついに登場。発表会に加え、期間限定のショールーム展示での撮影も敢行し、豊富な写真で詳しくご紹介します。

執筆者:松本 明彦

気になる納期は?価格は?

インテリアは本革。2トーン含め25タイプから選択可能。
ダッシュボードも本革と豪華だ。

ボディカラーは実に300色!を用意。自動車用塗料なら、全てが塗装可能という。ポルシェ・エクスクルーシブやフェラーリの“カロッツェリア・スカリエッティ”パーソナリゼイションプログラム並みの豊富さだ。インテリアカラーは、2トーンを含め25タイプを用意。ドア内張りやステアリング、シフトノブに加え、センターコンソールやダッシュボード、ルーフライニングやサイドシルまでもが本革。実に豪華だ。ただ通常とは逆に、標準ではシートのみ本革ではない。これは本革は「滑る、汗でべたつく」という意見があることにも配慮したから。オプションでフルレザーシートを選べば、文字通りのフルレザーインテリアになる。

ドア内張りも、全て本革。斜めに走るラインもスポーティーだ。
シート後方にも、ポケットとラゲッジスペースが。

既に予約受付が始まったオロチは、10月18~25日ミツオカの江戸川ショールームに展示された後、10月28日(土)、29日(日)には「ツインクルもてぎヒストリック・オートモービル・フェスティバル・イン・ジャパン」に参加予定。来年1月より順次納車開始予定だ。「これはクルマのデザインというよりアートだよね」とは某自動車メーカーデザイナーの弁。生産台数は、職人による手作業での組み立てによる、完全受注生産の400台(4年分で想定)。価格は1,050万円。

このドライバーシートを手に入れられるのは、たったの400人。
大蛇、そのデザインは他社デザイナーをして「これはクルマのデザインというよりアートだよね」と言わしめた。

スーパーカーらしく、驚かされるデザイン。そして久しぶりの和製スーパーカーの誕生を、素直に祝福したいと思う。(写真・文 松本明彦)

<関連リンク>
・大蛇

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