MINI/ミニ

愉しさに潜む反骨 ミニ クーパーS コンバーチブル(2ページ目)

最高に楽しいミニでのドライブ!そのドライビングプレジャーを支えるのは、数々のテクノロジーのみではない。実はそのデザインにも、「走り」の秘密があるのだ。

執筆者:松本 明彦

優れた基本プロポーション

3655×1690×1415mm(全長×全幅×全高)のBセグメントのジャストサイズ。

まず3655×1690×1415mm(全長×全幅×全高)のBセグメントの手頃なジャストサイズ。全高も居住性を考え1500mm位を採用するクルマが多いこのセグメントとしては、低全高だ。ブラックのサイドシルが、ボディを薄く見せ、低全高を強調する。ヒップポイントも低く、まさにカートのよう。「掌の内(たなごころのうち)」とでも言うべき、体の延長として感じられるサイズは、思うように操れる。

ロングホイールベースにショートオーバーハングとワイドトレッド。基本プロポーションの良さが自慢。四股を踏むような安定感、踏ん張り感を感じさせる。

2465mmのロングホイールベースにショートオーバーハングとワイドトレッドも、走る楽しさを提供するばかりでなく、195/55R 16インチの大径タイヤ、それを強調するブラックアウト(黒くする)のホイールアーチと相まって、見ただけで四股を踏むような安定感、踏ん張り感を感じさせる。基本プロポーションがいいのだ。

インテリアの基本は円形。立ったAピラーとフロントウィンドウも、ミニならでは開放的なフィーリングを与えてくれる。

現代のクルマとしては、立ったAピラーとフロントウィンドウも、ミニならでは開放的なフィーリングを与えてくれる。台形の横長のグリルや楕円のヘッドライトも、クラッシックミニのDNAを感じさせてくれる。

インパネもシルバー光沢、アルミニウム・パティナ、ウッド調、ボディ色から選択できる。個人的には、スポーティーなボディ色がお勧め。

グリル、ヘッドランプ、ドアハンドル、サイドグリル、マフラー等、要所要所に効果的に使われたクロームは、高級感を演出する。3色のソリッド、8色のメタリックのボディカラー、上級クラス並の3色のソフトトップカラー、インパネもシルバー光沢、アルミニウム・パティナ、ウッド調、ボディ色から選択できる。高級車ならではのカラーの豊富さだ。

ソフトトップは写真のブラック以外に、ダーク・ブルー、そしてダーク・グリーンの選択が可能だ。幌を開けてリゾートを走りたい。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます