安いクルマではないが価格に見合う価値のあるクルマ

今年1月25日に納車されたボルボV50が、納車から7カ月ほど経過した先日、走行2万kmに達しました。現在はV50だけの1台体制ということもあって、予想以上に順調に走行距離が伸びています。

VV50の走りは全体に満足の行くものです。自然吸気の直列5気筒2400ccエンジンが発生する実力は170psで、今の時代にあっては特にパワフルなものともいえませんが、ボディに対してはそれなりの実力といえます。

ボルボのV50は安全対策のためか、プラットホームを共用するアクセラやフォーカスと比べてもかなり重量が重くなっていますが、それを苦にしないだけの実力があります。瞬間的な加速ではもう少しと思わせるシーンもありますが、全体としては不満のない実力です。

この2万kmの間にクレームを申し立てたのは、ブレーキのサーボに連動して小さなハウリング音が発生したこと。大した音ではないのですが、気にし始めると気になって仕方なくなるので、部品を交換して解消してもらいました。当初はこのハウリング音の発生源が分からないため、海外取材の間にしばらくクルマを預けて修理してもらいました。

このほか、高速走行時に室内の騒音レベルがやや高めな印象ですが、これはヨーロッパ車としては平均的なレベルです。最近の国産車の中には静かなクルマが多いので、それと比べると騒音が大きめに感じられます。

ボルボV50 2.4iの価格は400万円台ですから決して安いとはいえませんが、しっかり作られたボディや必要十分な走り、高い安全性能など、価格に見合った価値があると思います。
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