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女性に似合うオープンカー第二弾 大人気のコペンをチェック(2ページ目)

今回は大ヒットとなっている、軽自動車のオープンカー、ダイハツ・コペンです。年齢、性別を問わずに多くの人の注目となっているこのクルマ。その魅力とは?

執筆者:森山 みずほ

●実際に走っていて気になったことは 
 オープン時は、風の巻き込みはそれなりにあります。と言っても街中を走る時速50キロ程度なら全然問題なし。髪の毛を押さえるようになってくるのは80キロを超したあたりから。と考えると、十分実用域では問題ない範囲ですよね。
 逆にクローズ時は・・身長156cmの私だと圧迫感はなかったのですが、軽自動車ゆえに、狭いのは確か。やはり165cmくらいの身長の人になってくると、おでこのあたりに圧迫感が・・という声も聞きました。
 それにしてもクローズ時の静粛性もなかなか。ルーフを閉じたときの圧迫感さえ気にならなければ、クローズ状態の走りも快適でした。

 また“オープン・スポーツカー”というキャッチコピーがついているので、ギンギンに走るクルマなのかしら? と思っている人も多いようですが、実際に乗ってみると、乗り心地がゴツゴツしているわけでもなく、エンジンやシフトが扱いにくいということもなく、クルージングでも十分に楽しめるクルマです。もちろん気合い入れて走りたい、と本腰を入れれば、それなりのポテンシャルの高さを発揮。風を楽しむドライブから、本格的な走りまで、幅広く対応してくれるところが、このクルマの“走りがイイ”と評価されている部分でもある思います。

 実用面では、室内にも荷物を置く場所はほとんどありません。もしこのクルマでデートに出かけるのなら、手荷物はできるだけコンパクトにまとめたほうが無難です。2シーター(二人乗り)ゆえに当然、後部座席がないから、もし大きいバックを持ち込んじゃったら、あとは抱えてドライブするしかなくなっちゃいますからね!! 
 そんな実用性の少なさが、このクルマの唯一の弱点でもあるんだけれど。まぁ、ソレを目的としたクルマじゃないからねぇ。

●どんな人にオススメ? 
 誰でも操れる、小粋な遊び心のあるオープンカーを求めるている人にはピッタリ。149.8万円という価格が安く感じてしまうほど、爽快感を味わえる楽しいクルマになっています。インテリアの造りも、軽自動車っぽさがなく、スタイル同様キュートなのにカッコイイ仕上がり。
そのかわり実用性の部分は期待しないようにね。


※2シーターで、なおかつ助手席エアバックの解除機能がないことから、
 コペンはチャイルドシートの装着は不向きなので、
 恒例のチャイルドシート・装着インプレッションは今回はお休みです


●車両スペック
全長×全幅×全高  3395×1475×1245(mm)
排気量       660L
価格        アクティブトップ/5MT
             〃    /4AT
          ディタッチャブルトップ/5MT
             〃       /4AT 
             いずれも 149.8万円
(アクティブトップは電動開閉ルーフ、
  ディタッチャブルトップは、脱着式のルーフのこと)
ボディカラー 全8色


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