★クルマのプロフィール
オシャレでかわいく、なおかつ中身もしっかりしているということで、大人気となっているダイハツ・コペン。
精度の高さにこだわっているため、普通のクルマと違い1台ずつ専任のプロフェッショナルが組み立てるという手作りモデル。でもそれ故に、納期が半年以上で年内納車は無理・・と一時は言われていたのだけれども、現状では年内納車が可能ということです。
ちなみに人気のカラーは
1.ブライトシルバー(54%)
2.シャイニングレッド(9%)
3.ホワイト(9%)
4.ダークグリーンマイカ(8%)
5.パールホワイト(7%)
6.ジョーヌイエロー(5%)
7.ダークブルーマイカ(4%)
8.ブラックマイカ(4%)
というランク。
1~3位までのカラーは標準色で、それ以外はプラス3万円かかるので、この順位になったと思えるけど、個人的にはやっぱり、パールホワイトとかダークブルーマイカなんて、実際に見てみると本当に綺麗な色で、コペンの魅力をより引き立てる色なので、これから購入を考えている人は、ぜひぜひ実車を見て、カラーを決めて欲しいなぁと思いますね。
●さてさて気になるその中身は?
まずは注目の電動アクティブトップ、そうスイッチ一つで開閉できるルーフのことです。ルーフ前端にある、二つのロックを外し、あとはスイッチを引くだけで、自動的にルーフはトランクの中に仕舞われてしまうのです。この間、約20秒!
実際にやってみると、あまりの素早さに驚くほど。しかもルーフを仕舞う手間がいらない、というのは実に嬉しい。手も汚れない、クルマから降りる面倒もない、それでいて幌が見えたりしないからスタイルは美しい、とまさに良いことづくめ。
逆に欠点と言えば、オープンにすれば当然のことながらトランクスペースが無くなってしまうこと(クローズの状態ならば、スペアタイヤが無いのでごく普通のゴルフバックなら、なんとか1個は積めるスペースができる)。ルーフが格納されたトランクには、小さめのバックがかろうじて一個入るか! という感じ。
でもこのくらいの欠点なら、目をつぶっちゃいましょ、と言わせるほど魅力が詰まっているのがコペンのすごいところ。
とにかく走りっぷりの良さは、とてもとても軽自動車とは思えないもの。
エンジンは660ccのターボ仕様のみなんだけど、もう十分でしょ! と言えるほど速い、速い。
しかもコペンは、しっかりしていて安心感があるからスゴイ。
バブルの頃も、軽自動車のオープンカーというのが流行ったけど、あの頃のオープン軽は、やはりボディの弱さというか、頼りなさが顔を出してしまうのはどうしても否めなかった。
でもこのクルマ、走っていて「気持ちぃ~」と自然と声がでてしまうほど、気分爽快。それでいて軽自動車だから扱いやすさは十二分にもっている。
このところ、やはりミニバンや居住性重視のコンパクトカーなど、実用性を重視した優等生なクルマばかりを見ていたせいか、たとえ室内が狭くても、荷物が積めなくても、こんな気持ち良く走ることだけに徹した、いわゆる遊び心のあるクルマに乗るというのも、とっても『贅沢』な気がしますね。
贅沢ついでに言ってしまうと、コペンをチョイスするのなら、ぜひオススメしたいのが本革シートのレザーパッケージ(レザーシート+本革ステアリングホイールのセットという内容)。プラス15万円とかなり高価なアイテムだけど、これを選ぶとシートヒーターが装備されるわけです。そう、真冬にオープンで走る! というのもシートヒーターがあれば辛くない。というより、逆にれが気持ちよかったりする。ぜひオープンを満喫したいのならオススメしますね。