妊娠中のドライブには、完璧に私の友となったマタニティベルト。これをすることで緩和されるシートベルトの圧迫感の軽減はなかなか魅力的だった。そしてそんな効果と同時に魅力に感じたのは、小さく畳んで持ち歩けることと、洗濯機での洗濯が出来ること。まぁ普通の人は、そうそう持ちあるいて別のクルマに乗る機会なんてないと思うけど、私のように色々なクルマに乗る仕事の人にとってはかなり便利。そう言えば、親戚の車に乗るときも持っていったなぁ。もちろん助手席や後席に乗るときでも使ってたし。
そうそう、後席でも使えるんですよ。ベルト(写真1)を前席の時にはシートバック下に通すんだけど、後席の場合はベルトを通さずにそのままクッションの上に座ってしまってOK。ただしマジックテープの位置が、きちんと自分の太股の付け根にくるように、クッションの位置を前後に微調整しないといけないけれども。でもこれで後席でもしっかりとシートベルトをすることが出来て、安心感は倍増!!!
ただ私は、ここである失敗をしてしまったのだ。よりによって雨がザーザー降っている日、慌ててクルマから降りようとした時……ベルトで固定されていないマタニティベルトは、私の身体にくっついて外に出てきてしまい、足元の水たまりにポシャ……。ガクッ。結構ショックは大きかったけれども、先にも書いたようにこれ、洗えてしまう。
というわけで、早速、お家でお洗濯。とは言え、妊娠中の身体なんで、もちろん洗濯機をフル活用。洗濯ネットに入れて手荒いコースで洗ってしまったのだった。洗濯後のマタニティベルトは、心配していた毛羽立ちやほつれなどもなく、以前と変わらぬ姿のままだったので一安心。
まぁ実際の所これを使う期間、つまり妊娠中のドライブが可能な期間というのは、とても短いわけだから、もちろん通常ならば洗濯などせずに使い通してしまえるはず。ただ私のような、おっちょこちょいでも『洗濯が出来る』という保険があることで、かなり安心感は違うのだ。
というわけで出産間際まで運転をしていた私。もちろん経過も順調で産婦人科の先生から「大丈夫」という太鼓判をもらっていたからなのだが、とにかく自分でも信じられないほど、妊娠中は集中力が低下してしまうもの。また体調の変化も激しく、数分前までなんでもなかったのが、突然気持ち悪くなったり、だるくなったり、はたまた眠気が襲ってきたりする。
だからくれぐれも妊娠中に運転するならば、時間に余裕を持って、いつでも休憩できる体制でステアリングを握るように。ちょっとでも体調が優れないときは、絶対無理して運転しないこと。そしてシートベルトは絶対に、絶対にしましょうね。万一の時、お母さんの身体が守られなければ、お腹の赤ちゃんを助けることはできないから。もちろん切迫早産などの危険性がある人は別だけれど、そういう時はクルマそのものを避けたほうが無難だし。
経過が順調でクルマに乗るならば、シートベルトがお腹に害を与えることは基本的にはないのだから、助手席でも後席でもシートベルトをするように。
というわけで、私のマタニティライフもついに終了!!!! これからは待望のベビーとのドライブだぁ。チャイルドシートを活用した親子ドライブのレポートをお届けします。
マタニティシートベルトとは
~読者プレゼントのお知らせ~
クローズアップを読んでくださっている方に、私が使っていた(お古で恐縮ですが)マタニティシートベルトをプレゼントしたいと思います。
条件は御自身、または家族の方が妊娠中の方! もちろん運転する方でも、しないかたでもOKです。ただしもしよかったら、この補助具を使用してみた感想などを私に教えていただけると嬉しいです。
応募方法は、このホームページのメールアドレス宛に
・こちらから連絡できるメールアドレス
・現在、妊娠何ヶ月か
・乗っているクルマ
・今後、このホームページでやって欲しいことや感想
を書いて送って下さい。締め切りは9月30日です。
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