ルノー/メガーヌ

ロードインプレッション メガーヌ・トロフィーに乗る

メガーヌ・ルノースポール(RS)をベースにした500台限定のスペシャルバージョン、トロフィーが日本でも20台販売されることになった。はたしてRSとはどこがどう違うのか?

執筆者:森口 将之


ハデさはないが、すごみを感じるエクステリア


メガーヌ・トロフィーは3ドア・左ハンドルのみ。RSで選べる5ドア・右ハンドルはない。ボディカラーは専用のシルバーだけ。スリーサイズは同じで、車重は10kg軽い。ほかにRSとの違いは、ガンメタに塗られた軽量18インチアルミホイールが装着されるぐらいで、トロフィーの文字はどこにもない。オレンジのRSのようなハデさはないが、代わりにすごみを感じるエクステリアだ。



インテリアでは、インパネのセンターパネルとドアのグリップがカーボン、シートの中央部がレザーからファブリックになり、レザーのステッチとシートベルトはオレンジからブルーに変わるのが大きな違い。センターパネルの下にはトロフィーの名前が入ったプレートが、シリアルナンバー入りで貼られる。エクステリア同様、RSより落ち着いたコーディネイトなのが逆に不気味だ。ファブリックのシートはやはり、RSよりフィット感が高かった。



224ps/30.6kgmを発生する2リッター・ターボエンジンと6速MTギアボックスはRSと共通。しかしサスペンションは、フロントはスプリングを固める代わりにスタビライザーをやや細くし、リアはスプリングのレートを思い切り上げているという。ホイールは前に書いたように17インチから18インチにアップ。タイヤはダンロップと共同開発で、サイズは225/45R17から235/40R18になった。
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