プジョー/プジョー

ロードインプレッション・海外編 プジョー407に乗った!

昨年デビューした新世代のミドルクラス・プジョー407に、ポルトガルで行われた国際試乗会で乗ることができた。さっそくインプレッションをお届けしよう。

執筆者:森口 将之




昨年12月にデビューした407は、セダンとSWの2つのボディがあるが、SWはヨーロッパでもまだ発売されていないので、今回乗ることができたのはセダンだけ。2.2リッター直列4気筒と3リッターV型6気筒の2つのガソリンと、2リッターHDi(コモンレール式直噴ディーゼルターボ)を試すことができた。日本に輸入される予定のガソリンの2車種を中心に書いていこう。



いちばん気になっていたエクステリアデザインは、実車を見たらそんなに悪くなかった。例の顔は写真で見るよりマトモだったし、正面から見ると206に似ていることもあって、だんだん目が慣れてくる。そして真横や後ろからの眺めは文句なくスタイリッシュ。206や307の流れからいくと、このようなカタチになるのは当然だろう。



内装は、コンフォート、スポーツ、エグゼクティブ、グリフの4タイプを基本に、スポーツとエグゼクティブにはパック仕様が用意される。今回は2.2リッターと3リッターがスポーツ系、2リッターHDiがエグゼクティブ系だった。モノトーン仕上げのスポーツ系は406スポーツよりおとなっぽい印象、エグゼクティブ系はウッドパネルの使い方が控えなところに好感を持った。

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