ルノー/メガーヌ

ロードインプレッション メガーヌはやっぱり1.6がいい

2月はじめに発売されるメガーヌの1.6リッターモデルに乗ってきた。予想どおり、自分にとってのベスト・メガーヌはこれだった。

執筆者:森口 将之


メガーヌ1.6が、ひと足先に発売された2.0/2.0プレミアムといちばん違うのは、数字でわかるようにエンジンの排気量。5ドア、4速AT、右ハンドルというのは同じだ。エクステリアの差も少なくて、ホイールが16/17インチのアルミから15インチのスティールになり、ドアハンドルがシルバーからボディ色、サイドモール先端のエンブレムがシルバーからグレーになる程度だ。



ボディカラーは2.0と同じ5色が用意されていて、試乗車はシトラスグリーンという淡い緑だった。個人的には日本仕様で選べる中でいちばん好きな色だし、カジュアルな雰囲気がする1.6にお似合いのカラーに思えた。



インテリアはダッシュボードは同じだが、ステアリングとシフトレバーが本革巻きではなくなったのが残念。その代わり、シートはチェック模様のクロス張り、ドアトリムはチャコールグレーとベージュの2トーンで、どちらもシリーズの中でいちばんおしゃれに感じた。大きなガラスサンルーフが選べないのは残念だけど、僕ならこのコーディネイトを優先して1.6を選ぶ。



エンジンは、2リッターとはカバーのデザインもちょっと違う。最高出力は83kW、最大トルクは152Nmで、2リッターと比べると15kWと39Nmのダウンになる。車両重量は1260kgで、2.0より60kg軽いが、数字の上ではやっぱりアンダーパワーになったことが目立つ。
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