ルノー/その他のルノー車

フランスの商用車たち・ルノー編(2ページ目)

先週に続いて、ヨーロッパで販売されているフランス車の商用車を写真メインで紹介していくことにしよう。今回はルノー。LCV(小型商用車)だけでなく、大型トラックもあるのがPSAとの違いだ。

執筆者:森口 将之



カングー・エクスプレスの上に位置するのがトラフィック。2年前にモデルチェンジを行って、ルノーらしい個性的な顔を持つボディに変わった。新型カングーはこの顔に合わせたのかもしれない。全長は4782ミリと5182ミリで、ホイールベースも2種類ある。パネルバンのほか、貨客両用のコンビや9人乗りの「ミニバス」もある。横置きされて前輪を駆動するエンジンは、ディーゼルが1.9/2.5dCi、ガソリンが2リッター16バルブと3種類だ。



新型トラフィックは、ルノー日産グループとGMヨーロッパ(オペル/ヴォクゾール)の共同プロジェクトで生まれたモデルでもある。開発はルノーが担当し、生産はGMのイギリス工場と日産のスペイン工場で行う。写真は上が日産プリマスター、下がオペル・ヴィヴァーロで、それぞれのブランドイメージを表現しようとしているが、元が強烈なのでルノー色が抜けきっていない。
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