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ロードインプレッション アヴァンタイム、日本の道へ(5ページ目)

ルノー・アヴァンタイムの日本仕様が11月22日に発表された。右ハンドル・5速ATという仕様で登場したこのモデルに、早速試乗することができた。インプレッションをお届けしよう。

執筆者:森口 将之


リゾートなどでゆったりとクルージングするときは、ピラーレスのサイドウインドーと大きなサンルーフがいい。ルームミラーの付け根には3つのスイッチが並んでいて、左はサンルーフ、右はサンシェード用だが、中央を押すとサンルーフとサイドウインドーがいっぺんに開閉するのだ。50km/h以上では風の巻き込みが激しいが、それ以下ならほとんどオープンカーのような爽快感が味わえる。


ガラスルーフは開閉可能なのは前半分だけだが、サンシェードは前後両方に装備する。ただし電動なのは前側だけ。スイッチを押すと後ろ側からスルスルと伸びてくる。途中で止めることも可能だ。暑い夏にどのぐらい効果が得られるかは分からないが、11月の日差しには十分すぎるほどの効果を示してくれた。


独創的なフォルムとモダンなインテリアを持ち、クーペとしては実用性が高く、走りもしっかりしている。500万円という数字が内容のわりに安いと思うのは、僕だけではないはずだ。だからこそ、クルマに興味を示さない人にもアヴァンタイムの存在を知ってほしい。多くの人がこのクルマを目にすることで、「ルノー=デザイン」というイメージができあがれば、それがルノーの評価を高める力になってくれるからだ。
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