ディテールでセダンと違うのは、ルーフレールが付いたことと、オプションで用意されるサンルーフがセダンの約2倍の面積になったことだ。ルーフレールがエグザンティアのような埋め込み式にならなかったのは残念だが、大きなサンルーフはうれしい。開口部の前端が後ろ寄りにあるので、前席に座る人はあまり恩恵を受けないが、後席に座ったときの開放感はなかなかのものだ。

試乗車は以前乗ったセダンのグレーではなく、ベージュのインテリアカラーだった。そのために室内が明るく、暖かい感じがした。それ以外は、前席まわりについては基本的にセダンと同じ。リアもシートの作りは共通だが、後ろに巻き取り式ラゲッジネットの収納バーが付くので、6:4分割の4の側からしか折り畳むことができない。もちろんヘッドクリアランスも増えたが、セダンのそれも十分なので気づきにくい。

リアゲートはガラスだけの開閉もできるようになった。ゲート/ガラスハッチともにダンパーをルーフ内に収納して、開けたときに美しく見せているのがうれしい。ラゲッジスペースの長さは、リアシートを畳めば身長170cmの人間がまっすぐ楽に寝転がることができるほど。シトロエンの伝統で壁の出っ張りもほとんどない。