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ダッシュパネルはメーターナセル以外に大きな変更点が見あたらない。というよりも派手さを増したメーター類に目を奪われてしまう、という方が正しいか。メーターの配列そのものに変更はないが、しっかりと4連になったのが新しい。
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さらに、メーター盤のデザインも、ちょっとクロノタイプの時計のような感じになっていて、1つ1つにメッキリングまでハマっている。好みの問題だけれども、どうも最近のクルマのメーターデザインは頑張り過ぎのように思う。昔のメーターが格好良かった、なんて言いたくはないのだけれど・・・。メーター盤にはホワイトとブラックがあった。
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後ろを振り返ると、リアウィンドウを通した視界が良くなっている。これはひとえにバックレストが小さくリデザインされたから。
全体的に言えることは、パッと見に質感は上がっているように見えるけれども、よくよく見ると明らかにコストダウンされているところも多いということ。いつもならそのごまかし具合が上々で、そこがラテン車のいところなのだったりするのだが、今回ばかりは誤魔化す余裕もなかった、ということだろうか。
まあ、そのぶん、コンフォートサスに回したと言われれば納得しないでもないけれど・・・。