エクステリアの変更点はご覧の通り。フロントマスクとリアセクション、ホイールデザインなどが主なポイントだということは、すでに報告済みだ。ボディ新色もいくつか報告している。
今回はインテリアに絞ってリポートしてみよう。今回もシート形状や内張の素材によって、大きく分けて3つのトリムレベルが用意されている。つまり、クロス、レザー、スポーツレザーだ。本国ではそれぞれにグレード名が付されエンジン×ミッションごとに選択できるが、日本仕様はこれまで同様にエンジン仕様によって固定されるはず。
クロス生地は156シリーズ同様にアルファテックスとなった。一見、合成スエードにも見える生地の細かさが魅力で、特にベージュ系など柔らかな色彩によく似合う。
ドア内張のデザインも変更された。形状は同じだが、4本のステッチが入り、素材的にもレザータイプにはレザー風プラスチックを組み合わせている。ただし、この質感がイマイチ。明るいレザーに合わされるトリムの質感が特に悪かった。黒ならばごまかしも利くのだけれど。
ドアハンドルがギラギラにメッキされているのも、少し興ざめ・・・。