マセラティ/マセラティ

待望のオープンモデルだけど、なんだかカッコ悪い?? マセラティスパイダー発表

マセラティ復活の象徴ともいえる3200GTに、かねてからウワサのスパイダーモデルが本国にて7月27日に発表された。電動ソフトトップを備える豪華なクルージングオープンで、ソアラやジャガーXK8、さらにはポルシェ911カレラカブリオレの強力なライバルとなるだろう。

執筆者:西川 淳


ついに3200GTのオープンモデルが発表された。その存在は3200GT発表当時からウワサされていて、最近ではすでに公然のものとなっていた仕様だ。

マセラティ&フェラーリが満を持してアメリカ市場に投入すべく造り上げたモデル。4.2Lの自然吸気エンジンを搭載する。

まずは写真をじっくり見て欲しい。

3200GTクーペボデイの方は、リア席もしっかり座れる4シーターGTだったから、若干ルーフ後端のデザインがもっこりしていて、重めの印象があったもの。2シーターのスパイダー化によって、かなり軽快感のあるスタイルとなった。ホイールベースも短くなっている。

トップはソフトタイプで、もちろん電動にて開閉する。トップを閉じたスタイルも、なかなかきれいにまとまっている。

前から見たスタイルは想像していた以上に美しいものとなったが、リアスタイルは少々疑問だ。

(問題のリアスタイルは次ページに)
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