フィアットオートとGMの合意は5月にタイのバンコックで結ばれた。アジア・パシフィック地域向けアルファ156の生産は2002年の初旬に始まる予定で、年間およそ4000台の生産を予定しているという。
昨年、電撃的に発表されたGMとフィアットオートの資本持ち合い業務提携の一環で、各種の賞に輝くアルファ156をさらに拡販するのが狙いだ。
GMとの提携後、2001年の1-3月で早くも4000万ユーロ(約40億円)にものぼるコスト削減が実現しており、通年では2億2000万ユーロ(約220億円)もの削減が見込まれている。