M・ベンツAMGやメキシコ製VWビートルの輸入で有名なオートトレーディングルフトジャパンが、関東地区では有数の輸入車ディーラーであり、フィアットオートジャパンの正規代理店でもあるチェッカーモータースの経営支援に乗り出した。結果、オートトレーディングがいち早く輸入し人気のアルファ147も今後は他の並行輸入業社でしか買えなくなりそうだ。

イタリア車の並行輸入で有名なオートトレーディングが、フィアットやアルファロメオの正規代理店チェッカーモータースの経営支援に乗り出した。
オートトレーディングルフトジャパンは、名古屋を本拠地とする外国車の並行輸入業車。メキシコ製VWビートルの輸入で有名だが、近年の対ユーロ円高傾向を背景にM・ベンツやアウディ、VWといった人気メーカーの最新モデルをを正規インポーターよりもいち早く、次々と導入し、クルマ好きの間ではちょっと名の通った並行車扱い店である。

イタリア車関係でも、アルファロメオやランチア、フィアットムルチプラなどの日本未導入車を積極的に輸入し、イタリア車ファンの人気を集めている。
特に、昨年正式に発表されたアルファ147を積極的に輸入し、インポーターが遅いなら自分で、とばかりに単独発表会を開くなど、拡販努力を続けてきた、アルファ147の販売は好調に推移したと見られる。

そんな並行輸入業者であるオートトレーディングが、関東地区でも有数の老舗ラテン車ディーラーであるチェッカーモータースの経営支援に乗り出すと言うから驚きだ。新聞によれば10数億円の資金を支援し、正規代理店としての地位を更に確立していくという。

問題は、チェッカーモータースが持っている、フィアットオートジャパンやプジョージャパンの正規代理店権だ。正規輸入品を売りながら並行品も売るという行為は、一部では見受けられるものの、基本的には御法度であろう。
オートトレーディングもフィアットやアルファロメオ、更に現在は積極的には取り扱っていないプジョーも含め、今後はこれらのメーカー車の並行輸入から撤退するという。

最も、アルファ147を扱う並行輸入業者は他にも存在するが、メンテナンス面で強みのあるオートトレーディングのアルファロメオ・フィアット車並行輸入撤退は、マニアには残念なニュースではある。なお、正規モノのアルファ147は今週にも導入予定という。最初は3ドア2.0セレスピードのみで、300万円前後になりそう。

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