輸入車/注目の輸入車試乗レポート

あのカマロが帰ってきた!現代的走りに感服

新生GMの発足後の初めての新車導入となるカマロが、ようやく日本で発売される運びとなった。しばしのインターバルを経て復活した5代目カマロは、見てのとおり初代をオマージュしたルックスと現代的な走りが特徴。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

7年ぶりの復活劇

ボディサイズは、全長4840mm×全幅1915mm×全高1380mm。ホイールベース2855mm

アメリカンスペシャリティクーペを代表するシボレー・カマロが復活しました。これで5代目となるカマロは、4代目が2002年に生産中止となってから途絶えていたところ、約7年ぶりとなります。

もっと早い段階での発売が予定されていたのですが、GMの諸般の事情により、一時はカマロのことは白紙撤回という情報も伝えられていたほど。ところが、今年になって本国で発売され、晴れて日本でも発売されたわけです。

エクステリアデザインは、1967年の登場で、わずか3年のみ生産された初代がモチーフとなっています。日本には正規輸入されておらず、日本でカマロというと、2代目からのノーズがスラントしグリルの独立したモデルのイメージが強いと思いますが、カマロのルーツはコレなんですね。

ターゲットは、“情熱を持った行動派”とのこと。新しいものに対する強い欲望、自分なりの個性をアピールしたい人へ。先代からの乗り換えだけでなく、マスタングなどアメリカンスポーツカーや、欧州や日本製のスポーツクーペからの乗り換えも期待しているとのことです。

試乗会会場となった横浜赤レンガ倉庫には、歴代カマロが一堂に並べられた。新型はもっとも手前の初代がモチーフ

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