20秒で開閉可能な電動油圧式ソフトトップ

コクピットのデザイン、質感も素晴らしい。写真奥に見えるのは、同日発表された「アルファロメオMiTo」

ボディ構造に高い剛性を誇るコンパクトなスチール製フレームを用い、カーボンファイバーを採用したボディパネルにより軽量化を図っています。また、サイドミラー形状や取り付け位置、ウインドウ形状に至るまでコンピュータ解析や風洞実験を行なうなどして、優れた空力特性を実現したとのことです。

所要時間わずか20秒で開閉可能な電動油圧式ソフトトップは、外側に耐久性の高い多層織りのクロス、内側に静粛性に優れる素材を用いた二重構造を採用。ソフトトップのカラーはブラックが標準で、ブラウンやレッドも選択可能となっています。

カーボンファイバー製シェル構造のバケットシートが備わる

インテリアは、ダッシュボードやパネル類にカーボンコンポジット材がふんだんに使いられています。フラウ社製レザーを用いたシート表皮には、レッド、チタン、テッラ ディ シェーナ、ブラックの4色が選べます。オーナーの嗜好が反映できるよう濃淡をもつステッチを組み合わせたレザーもオプションで選択可能となっています。

マセラティ グラントゥーリズモ S譲りの4.7L V8エンジンは、最高出力331kW[450ps]/7000rpm、最大トルク480Nm[48.9kgm]/4750rpmと若干スペックが向上
パワートレインは、フロントに縦置き搭載される4.7L V8DOHCエンジンに、6速セミAT「Qセレクト」を組み合わせ、ギアボックスやデファレンシャル、油圧ユニットなど駆動系を後方に配置したトランスアクスル方式を採用。前後49対51という理想に近い前後重量配分を実現しています。最高速度290km/h、0-100km加速4.4秒以下という、期待どおりの高性能ぶりです。

この8Cスパイダー、実車を目の前にすると、本当に圧倒されるほどスタイリッシュなんです。いつの日か、このクルマに乗れる機会があることを祈る次第です。

ボディカラーは、標準のアルファ レッドのほか、3レイヤーマイカフィニッシュカラーのコンペツィオーネ レッド、シェル ホワイト、マグネシウム グレー、ライト ブルーの計5色のほか、好みに合わせて決められるカスタムカラーもオプションで選択できる
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