官能性能と実用性を併せ持つ4.2L V8

低く構えたフォルムの前端にあるシングルフレームグリルと特徴的なヘッドライト

街を流すと、振り返る人の多いこと多いこと! 都内ならフェラーリやポルシェには見慣れた人も少なくないでしょうけれど、このクルマが放つオーラに、思わず目で追ってしまっているような感じ。このクルマのことを知らない人も多いでしょうし、なにせ日本に上陸している台数の少ないクルマですから、初めて目にした人も多いはずです。

スピードメーターは、140km/hまでとそれ以降でピッチが異なる

4.2LのV8FSIガソリン直噴エンジンは、最高出力420ps(309kw)/7800rpm、最大トルク43.8kgm(430Nm)/6000rpm のスペック。低重心化を図るべくドライサンプ式を採用
420psを発揮する4.2L V8エンジンは、A6やA8など乗用モデルの4.2L V8とはスペックも異なるし、当然ながら印象はまったく別物。始動時のエキゾーストノートの演出からして期待心がグッと高まり、このクルマのパフォーマンスの高さをうかがわせます。

盛り上がり感のある吹け上がりは、アウディ「R」の旗艦モデルに相応しい感覚。高回転型のキャラクターながら、十分な排気量を持つ自然吸気ユニットゆえ、低~中回転域での力感も十分。官能性能と実用性を高次元で併せ持っています。


6速の「Rトロニック」シーケンシャルギアボックスを搭載。シフトノブのデザインもユニークでスタイリッシュ

2ペダルMTのRトロニックは、ちょっと一般道ではスムーズさに欠ける面もあるのですが、マニュアルのつもりで運転すればイイでしょう。将来的にはツインクラッチ式など、さらなる進化に期待したいところです。

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