Audi(アウディ)/アウディの車種情報・試乗レビュー

アウディのスーパーカー「R8」に公道試乗!(2ページ目)

都内でもめったに見かけることのないアウディR8に自ら公道で試乗するチャンスに恵まれた! 1700万円超の新進気鋭スーパーカーは、熱い視線と卓越したドライバビリティとともに至福のひとときを味わわせてくれた。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

官能性能と実用性を併せ持つ4.2L V8

低く構えたフォルムの前端にあるシングルフレームグリルと特徴的なヘッドライト
街を流すと、振り返る人の多いこと多いこと! 都内ならフェラーリやポルシェには見慣れた人も少なくないでしょうけれど、このクルマが放つオーラに、思わず目で追ってしまっているような感じ。このクルマのことを知らない人も多いでしょうし、なにせ日本に上陸している台数の少ないクルマですから、初めて目にした人も多いはずです。

スピードメーターは、140km/hまでとそれ以降でピッチが異なる
4.2LのV8FSIガソリン直噴エンジンは、最高出力420ps(309kw)/7800rpm、最大トルク43.8kgm(430Nm)/6000rpm のスペック。低重心化を図るべくドライサンプ式を採用420psを発揮する4.2L V8エンジンは、A6やA8など乗用モデルの4.2L V8とはスペックも異なるし、当然ながら印象はまったく別物。始動時のエキゾーストノートの演出からして期待心がグッと高まり、このクルマのパフォーマンスの高さをうかがわせます。

盛り上がり感のある吹け上がりは、アウディ「R」の旗艦モデルに相応しい感覚。高回転型のキャラクターながら、十分な排気量を持つ自然吸気ユニットゆえ、低~中回転域での力感も十分。官能性能と実用性を高次元で併せ持っています。


6速の「Rトロニック」シーケンシャルギアボックスを搭載。シフトノブのデザインもユニークでスタイリッシュ
2ペダルMTのRトロニックは、ちょっと一般道ではスムーズさに欠ける面もあるのですが、マニュアルのつもりで運転すればイイでしょう。将来的にはツインクラッチ式など、さらなる進化に期待したいところです。

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