メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

大人になったスマート・フォーツーカブリオ(3ページ目)

第2世代に移行し、小さいがゆえの宿命であった走りの苦手な部分も大幅に改善されたスマート・フォーツー。従来どおりクーペとカブリオがラインアップ。今回は4パターンのスタイルが楽しめるカブリオに試乗した。

岡本 幸一郎

岡本 幸一郎

車 ガイド

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より優れた衝突安全性を実現

全長2720mmと、初代に比べ180mm延長。ホイールベースもトレッドも拡大されている。車重は40kg増加
このクルマがデビューした当初の、「Sクラスの全長で2台のスマートが停められる」というコンセプトからは外れてしまったものの、できるだけ普通に使えるクルマとして成長させる上で、このサイズアップはやむをえなかったのではないかと思います。

また、もともとこのサイズからイメージされるよりもずっと高い衝突安全性を実現していたクルマですが、今回、より高い安全性を手に入れたことも特筆できます。

ESPを核とするアクティブセーフティ、クラッシュテストやシミュレーションに裏付けられた高度な衝突安全性能を確保。優れた乗員保護性能に加え、歩行者保護性能も一段と強化
大人になったスマート・フォーツーは、購入したユーザーにとって、より積極的に「乗りたい!」と思わせるクルマになったと思います。ファーストカーとしても十分に使えるクルマになりました。

さらにカブリオであれば、手軽に高い開放感のあるオープンスタイルを楽しむこともできます。今回の試乗でも、このクルマのオープンカーとしての優れた資質を、あらためて見直した次第です。

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