手軽に多彩に楽しめるカブリオのオープンスタイル


従来と同じく4タイプのルーフにアレンジできる。電動ソフトトップはフルオートとなり、Bピラーの間にはロールオーバーバーが装備される

今回、試乗したのはカブリオ。ルーフは、タルガ状態や、さらに後ろに下げてリアウインドウ部分をオープンにすることができるし、両サイドのレールを外して、いわゆるオープンカーとするなど、4種類にアレンジすることができます。シンプルに2段階に後方へ畳まれる方式で、走りながらでも開閉することができます。

逆に、閉めるとソフトトップながら、非常に遮蔽感が高く確保できるのも特長。この完成度が高く、あえて固定式ルーフのクーペを買わなくてもイイのではと思ったほどです。

ラゲッジスペース下に搭載されるエンジンは、最高出力52kW(71ps)/5800rpm、最大トルク92Nm(9.4kgm)/4500rpmというスペック。乗員に非常に近い位置に搭載されるわけだが、隔壁の上に分厚いクッションパッド入れることで車内の静粛性を確保

エンジン排気量は、従来の700ccから1Lに拡大されました。組み合わされる2ペダルMTは、従来は6速だったところ、5速に変更されています。さすがにこのコンパクトで軽量なボディに対し、エンジン出力は十分で、余力のある加速を示し、けっこう「速い!」と感じさせるほど。ただし、同ミッションの宿命で、シフトダウンは問題ないものの、シフトアップでは、ややタイムラグが気になる点は、仕方がないようです……。

見た目には少し大きくなっただけに見えるかもしれないが、内容は大幅に進化を遂げている

乗り心地もかなり改善されています。初代はとにかくピッチングが激しく、高速移動はもちろん、市街地を走るコミューターとしても、ちょっと厳しいものがありました。

しかし2代目は、高速道路でのピッチングが相当に抑えられています。このコンパクトなサイズの中でホイールベースが拡大されたというのは、本当に効いてくるのだとあらためて思わされました。コミューターとしてだけでなく、ある程度はロングツーリングにも使えるクルマになったといえるでしょう。

またコーナリングも、これほどコンパクトで車高の高いクルマとは思えないほど安定しています。

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