250ならバージョンL、350ならバージョンSが欲しい
今回は伊豆スカイラインというワインディングを駆け抜けた印象だけにとどまるのだが、その場所でISは比較的好印象を覚えさせてくれたことは間違いない。ただこれで全てがOKともいえない、やはり日常使用において多くを占める街中や高速道路での印象は気になるところ。これはまた改めてお伝えしよう。それと若干気になったのは、走りが好印象だったのだが、乗るに連れてトヨタ車との違い…について考えさせられたところだ。ISは確かにクラウン・アスリートやマークXに比べて走りは好印象だし良くできている。しかし、そうしたクルマたちに手間暇をかけるとこうなるのでは? と言う風にも思えるのが実際だ。
また今回は単独試乗で好印象を得たが、これをライバルとなるだろうBMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスと乗り比べてみた時にはまた違った印象となるかもしれない。その辺りも頭の隅においておきたい。もちろんこれも機会があれば報告したい。
さて最後に、レクサスISを買うならどれにするか? を少しだけ考察してみたい。仮に僕が購入するとして一番ポイントになってくるのは、2.5か3.5かという部分。速さは求めないから2.5Lでもいいのだが、何より3.5Lは新開発で「せっかく買うなら」との思いで迷うことになると思う。
またバージョンLかバージョンSか、という部分も迷うが、これに関してはエンジンをどちらにするかが決まった時点で決まる話のように思える。つまり僕が買うなら2.5を選んだ場合バージョンLにすると思う。2.5の方が基本的に安いから当然革シートなどを選びたくなると思うのだ。一方3.5LならバージョンS。これは単にバージョンLで車両価格525万となるのがキツい…という理由が大きい。
とはいえ、「エンジンの新しさ」という魅力の部分に目をつぶれるなら、僕は性能的にもIS250で十分に思える。バージョンSなら405万円、バージョンLなら435万円となんとかガンバレそうな価格帯にあるし。
とはいえIS350もエンジンの新しさは相当魅力的で、ガンバってしまってもイイと思えるものがあるのも確かなのだが…。
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