素直な運転感覚

インパネ
センターメーター、インパネシフトを採用したインパネは、開放感があり、視界は良好。デザインは素っ気なくも感じるが、スイッチ類のレイアウトは見やすく操作しやすい

171cmのレポーターには十分なサイズの運転席に乗り込む。アイポイントはコンパクトカーよりも少し高めという程度で、背の高いミニバンを運転しているという感覚は少ない。ミニバンというよりも3列のミニ・ステーションワゴンというイメージだ。前と横方向の視界は開けており、後方視界は大きめの3列目ヘッドレストが目にはいるが、邪魔で見えにくいという感じはしなかった。

思いのほか硬派な乗り味

シート
ロングホイールベースを謳うだけに、1、2列目は不満なく座れるスペースがある。3列目はコスト面から分割ではなく、一体型を採用したという
走り出すと気が付くのが、思いのほか引き締まった乗り味であること。路面の凹凸をハッキリ伝える方だが、いつまでも揺れが続くという乗り心地ではない。高速道路のつなぎ目では、フロントタイヤにドシンという衝撃が加わる。逆にロールは少なめで、車線変更後のボディの揺り戻しは最少に抑えられている。横風を食らったり、やや急なハンドル操作をしたりしてもボディが無粋に揺すられることはなく、ロングドライブでは疲れが少なそうだし、山道を走っても子どもが車酔いすることはないかもしれない。

個人的には好きな乗り心地だが、それでもメインターゲットが若いママであり、子育てを終えたポストファミリーも狙っているモデルなのだから、少々やりすぎではという気もした。オドメーターがもう少し伸びれば、当たりももう少しマイルドになるかも知れないが。

次ページは、居住性、使い勝手について