VOLVO(ボルボ)/ボルボ

XC90を洗練させた特別なモデル

大型3列SUVのXC90に、ボルボお馴染みの「Rデザイン」80台限定で加わった。スポーティ過ぎず、しかもちょっと地味目なXC90にスパイスを与える特別装備を満載している。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド


XC90にRデザインが登場

フロントビュー
XC90の限定車「Rデザイン」はわずか80台限定の希少なモデル。全長4810×全幅1935×全高1780mmという堂々たるサイズで、XC70よりもひと回り大きい。価格は740万円
ボルボのRデザインは、C30、S40、V50に今春追加された限定モデルだが、ラージクラスのSUVであるXC90にも同じコンセプトである「Refinement」、洗練を意味する限定車を加えた。台数限定で80台だ。ベースはXC90 3.2 SEで、4WDになる。

ボディカラーは、鮮やかなパッションレッドの専用色を含めて、全4色で、価格の740万円にはメタリック&パールペイントが付く。

エクステリアで目を惹くのが、専用アルミホイール、ドアミラーカバー、膨らみを強調するフェンダーエクステンションなどで、こちらは20インチまで収まるという。標準装着のタイヤサイズは255/50R19。

ほどよいスポーティ感

リヤ
リヤビューで特徴的なのが見た目だけでなく、音も標準よりも少しスポーツを主張するデュアル・スポーツテイルパイプ。ボルボ初の左右2本出しになるという
インテリアでは、パイピング入りの本革シートや本革巻シフトノブ、アルミニウムパネル、ブルーのメーターがほどよいスポーティ感をもたらしている。「洗練」を狙った通りだが、人によっては少しスポーツ度が強いと思うかも知れない。個人的には、ライバルのBMW X5やメルセデスのMクラス、アウディQ7、ポルシェ・カイエンなどよりもちょっと地味な印象もあるXC90だけに、好ましく映ったが。

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