TOYOTA(トヨタ)/トヨタの車種情報・試乗レビュー

アルファード試乗 大勢で出かけるならアルファード(3ページ目)

バラエティに富んだトヨタ・ミニバン群の頂点に位置したグランビアの後継モデルとして開発。FFを採用した新しい設計と広々キャビンへのこだわりがアルファードの特徴だ。

執筆者:川島 茂夫

この辺りは、6名で乗るサルーンとして快適性を重視して開発されたエスティマと異なる部分。ミニバン最大のキャビンは人も荷物も沢山積むためであり、沢山積んで走っても何ら不足のない走りがアルファードの重要な特徴のひとつである。

セカンドシートを最も後ろに下げてもサードシートで足を組む余裕がある
なお、トヨタのミニバンでは定番になりつつあるTEMS(電子制御可変ショックアブソーバー)仕様も当然用意されている。ノーマル/コンフォート
/スポーツの3モードの選択が可能。引き締まった味わいや操縦感覚を望むドライバーにはなかなか魅力的だが、標準サスのほうが味わいはこなれている。

この他、先進装備も見逃せない魅力だ。ナビのモニターを利用し、視界の悪い交差点で、接近してくる左右のクルマや人を確認できるブラインドコーナーモニター。今や定番になりつつあるバックガイドモニター。さらにレーダーにより前車との速度差と車間距離を検出して追従走行を可能とするクルーズコントロール。そして、クラスでは初となるレーンモニタリングシステム。レーンモニタリングシステムは70km/h以上の直線または半径300m以上のコーナーで作動。白線や黄線と自車の間隔を計測し、車線をはみ出しそうになると警告を発するというもの。しかも、バックガイド用のCCDカメラを使って白/黄線を検出するのも賢い(価格で有り難い)。レジャードライブでは、車内での会話に夢中になったり、綺麗な風景に視線を奪われて、車線をはみ出しそうになった、という経験のあるドライバーも少なくないだろう。つまり、レーンモニタリングシステムはみんなで楽しく走れるミニバンには、けっこう心強い装備なのである。

走行メカを一新したことで、乗用車(ワゴン)らしい上質な味わいも加わっている。内外装の質感も高い。最上級ミニバンの車格に相応な内容である。大勢で乗っていないと、その魅力も半減してしまうのも否定できないが、「大勢で乗って、遊び道具満載で、遠出をしよう」、そんな使い方をするならば数あるミニバンの中でもアルファードは最高のクルマである。
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