レース好きセレブの情熱は時代を超えて受け継がれる
日本ではレースに参戦する芸能人は珍しい存在ですが海外ではごく普通のことです。少し本題からはズレますが、海外のレースセレブを改めて見てみましょう。マッチ、岩城さんのように自らステアリングを握るスターのパイオニアといえるのが映画俳優、ポール・ニューマンです。
【ポール・ニューマン】
映画『レーサー』への出演をキッカケに40代でレースデビュー。つい最近もデイトナ24時間レースに参戦し好成績を残すなど熟年レーサーとして活躍。その一方で「ニューマン・ハース・レーシング」 の共同オーナーとしてインディーカー(昨年まではチャンプカー)に参戦を続けている。俳優は引退したが、レースに対する情熱は未だ冷めていない。
ニューマン・ハースレーシングはチャンプカーの強豪チーム。今年F1に転向したセバスチャン・ブルデーをチャンピオンに導き、今年はインディカーへ参戦。マクドナルドのカラーリングをまとい元F1ドライバー、ジャスティン・ウィルソンを起用して新シリーズを戦う。 【写真提供:本田技研工業】 |
そして、ニューマンの上を行くレース好きとして知られているのが【スティーブ・マックイーン】。彼はレースの聖地インディアナポリス出身ということからも生粋のレースファン。フランスのル・マン24時間レースにカメラカーを走らせて本物のレースを撮影し、自ら主演した映画『栄光のル・マン』はあまりにも有名です。
この『栄光のル・マン』では後に自分の製作会社を倒産させてしまうほど撮影にお金をかけたそうで、自らもレースに出場していた彼の「リアルなレースを映画に」という情熱が伝わってくる作品です。
スティーブ・マックイーンはまさにレース好き俳優の代名詞。子供に人気のディズニー映画『カーズ』の主人公ライトニング・マックイーンの名前はスティーブ・マックイーンから取られたものであることは明白ですね!
他にハリウッド俳優ではユアン・マクレガーが熱心な2輪レースファンとして有名。MotoGPのドキュメンタリー映画『FASTER』などでナレーターを務めたり(おそらくギャラはご奉仕価格のはず)、イベントにも積極的参加したりとフリークぶりを見せています。
「モータースポーツが好きだから」
その一心で映画やレース活動に熱を入れてしまう・・・。そんなハリウッドスターの資金力も凄いですが、情熱という意味では日本も海外も変わらないかもしれませんね。
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