GT300 POKKA1000km 出場マシン VOL.2
#19 ウェッズスポーツセリカ (写真提供:SUPER GT.net) |
昨年いっぱいで勇退する予定だったセリカは今年も現役で走ってくれている。ベース車はFFだがFRに改造されており、GT500スープラで培った技術が詰め込まれたスペシャルバージョンのセリカだ。もはや戦闘力低下は否めないが、第5戦菅生では3年ぶりの優勝を飾った。
#101 TOY STORY Racing apr MR-S (写真提供:トヨタ自動車) |
コンパクトなスポーツカーMR-SもSUPER GTではお馴染みの車種。軽快にサーキットを走る姿は異彩を放つ。しかも速い!今年はGT300の名門aprが2台のMR-Sを走らせ、トヨタ系の若手ドライバーが活躍中。今年のチャンピオン候補の1台。
#110 GREENTEC KUMHO MAZIORA BOXSTER-GT |
トヨタMR-Sと見間違えてしまいそうになるのがポルシェ・ボクスター。ポルシェ911GT3がRR車なのに対しボクスターはMR車。コーナリング性能に優れている。1000kmには2台のボクスターが出場するが、どちらも韓国のタイヤメーカー、クムホタイヤを装着する。
#26 ユンケルパワー タイサンポルシェ |
スポーツカーレースシーンで欠かせないメーカーと言えばポルシェだ。ポルシェの代名詞と言うべき911は996型が2台、そして最新の997型が1台とエントリーは少なめだ。しかし、優れた耐久性を誇り、1000kmレースではその威力を発揮できるはず。
#11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 |
スーパーカーの代名詞フェラーリはF360が1台エントリー。このF360は童夢が車体の改良を手がけた京都生まれのフェラーリだ。登場から5年目のシーズンで苦しいレースが続くが、鮮やかなライトブルーのフェラーリは存在感バツグンだ。
triple a ガイヤルド RG-3 (写真提供:モビリティランド) |
ランボルギーニのオーナー達でなるチームJLOCは2台のムルシェラゴと2台のガイヤルドを走らせている。しかし、1000kmは2台のガイヤルドに力を集約して挑む。参戦1年目とあってなかなかポテンシャルを発揮できずにいるが1000kmではどうか?
DHG ADVAN FORD GT |
昨年から参戦を開始したフォードGTはかつてルマン24時間レースなどで活躍したGT40の復刻版とも言えるマシンだ。その流麗なフォルムはいかにも速そうでスーパーカー世代にはたまらないマシンである。今年は苦しい戦いが続いている。
クスコ DUNLOP スバルインプレッサ |
SUPER GTマシンの中で唯一の4ドアマシンがインプレッサ。昨年、GT初のAWD化を施し電撃的な復帰を遂げた。今年はGT300を3年連続で制した山野哲也が移籍したが苦しい戦いが続く。1000kmで復活の糸口を掴みたい。
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