HRCは完敗。ヨシムラの神がかり的な速さが光った
2番手は昨年優勝のTSR 778号車とTeam HRC 33号車によって争われていたが、Team HRC 33号車(チェカ/岡田)が抜け出す。負けはしたもののチェカと岡田の走りはベテランらしい貫禄の走りだった。 (写真提供:モビリティランド) |
レースも終盤に差し掛かろうというタイミングでヨシムラの加賀山、秋吉はズバズバと周回遅れのマシンを処理し、2番手のTeam HRC 33号車の背後に迫る。残り時間も少なくなった緊張の時間であるが、ヨシムラ34号車はライダー・チームともに集中力をキープ。無理をする必要は無かったが、2番手のTeam HRC 33号車をオーバーテイクし、周回遅れにした。
夜間走行 午後6時半にライトオンのボードが提示され、夜間走行に突入! (写真提供:モビリティランド) |
ヨシムラ 歓喜のトップチェッカー!
最後のピットインを落ち着いて終えたヨシムラ34号車は2番手以降を周回遅れにしたまま、秋吉にバトンタッチしてチェッカーを目指す。新任の加藤陽平監督(ポップ吉村の孫)の顔には緊張の表情が見える。しかし、吉村不二雄総監督(ポップ吉村の息子)から笑顔が見えた。勝利を確信!そして、午後7時30分。8時間が経過し、そのおよそ2分後にトップのヨシムラ34号車秋吉がコントロールラインに帰ってきた。グランドスタンドはやんやの大歓声で迎え入れる。ピットは大騒ぎだ。秋吉はチェッカー後に観客の前でタイヤをバーンアウトさせてスモークを作る!
ヨシムラ27年ぶりの優勝!
超スプリント時代の8耐で独走優勝を果たした。
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表彰台では「勝ったぞ!」と興奮を体全体で表現したヨシムラの面々。 左から、加賀山、秋吉、そして吉村不二雄・総監督 (写真提供:モビリティランド) |
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