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満員御礼!ドリフトの妙技は神のごとし

鈴鹿で2回目の開催となったD1グランプリはチケット完売!満員御礼のスタンドを熱くさせてくれたD1ドリフターたちの活躍を現地からレポート。高校生ドリフターも登場し、話題がいっぱい!

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

今、間違いなく面白いのはD1グランプリ!

D1グランプリの開幕を告げる土屋圭市と実況の鈴木学
(写真提供:モビリティランド) 
昨年も満員の観客を集めて開催されたプロドリフト選手権『D1グランプリ』の鈴鹿ラウンドが今年も開催された。

今年は開催時期を秋から初夏に移しての開催となったが、日曜日のチケットは今年も開催当日を迎える前に完売となる人気ぶり。真夏日に近い気候になった鈴鹿のスタンドは熱気ムンムンだった!

決勝トーナメントを戦う昨年の王者、熊久保信重
(写真提供:モビリティランド)

観客の年齢層は若い!熱いスタンドにちょっとジェラシー

ダンロップ~逆バンクのスタンドはD1ファンでギッシリ埋め尽くされた。レース業界はこのドリフト業界の盛り上がりを真摯に受け止め学ぶべきである。 
満員のスタンドからは次々に拍手が起こる。D1グランプリは「カッコイイドリフト」をした者が勝者というシンプルなルールなので、見ていて分かりやすい。

スタンドからは常に笑いが漏れ、拍手が沸き、盛り上がっている。そしてスタンドに実際に行ってみると、10代~20代のファンが多く雰囲気が若いことに気付かされた。

レースの時の雰囲気と明らかに違うのだ。若いファンが多く何だか活き活きとした空気が満ちている。タンクトップでタオルを頭からかぶりチェアに座って、男女語らいながら競技を見るという光景は昔の夏の耐久レースを思い起こさせるものだった。

前売り入場券も3200円と手頃で雰囲気が堅苦しくない。ウンチクを知らなくても楽しめる。そして何より刺激がある。若者が集まって、楽しめて当然である。この盛り上がりぶりを見て「来年は鈴鹿で2回開催したい」と土屋圭市氏も堂々と語っていた。

次のページではD1第3戦の決勝の結果をレポートします!
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