自動車メーカーの参入。急激に進化を遂げるF1マシン

90年代後半から再び自動車メーカーのF1参入が盛んになります。F1チームの運営費用は天文学的に増大し、もはやプライベートチームとして独立した存在では生き残れない時代になってきたのです。メルセデス、BMW、ルノー、トヨタ、ホンダそれにフェラーリ(FIATグループ)と世界に名だたる企業がそのプライドをかけた戦いをF1で展開し始めました。それと共に優秀な人材がチームに集められ、研究施設では風洞実験のデータがコンピューターで解析され、F1マシンはとんでもないスピードで進化していくことになるのです。
2006年、ホンダ第三期F1活動における初優勝を遂げたRA106

ここ数年、F1マシンは似たもの同士ではなくなってきています。各チームが持つ風洞実験施設のクオリティが向上し、空気の流れがかなり正確に計算できるようになってきたようです。効率良くウイングに風を当ててダウンフォースを得られるように様々なパーツがマシンに装着されています。そして空気抵抗を減らすためにボディカウルは美しい曲線を描いて作られています。
RA107 (写真提供:本田技研工業)

また、説明のしようがない常識を覆すパーツもどんどん登場してきています。今後さらにコンピューターによる空力の研究が進んでいけば、数年後のF1マシンやフォーミュラカーは人間の脳ミソでは創造できない形になっているかもしれません。

最近のF1はまさに空気の流れを読むアートといえます。


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