フォーミュラカーの専門用語
続いてはF1中継などでも当たり前に使われるフォーミュラカー関連の専門用語を、構造がシンプルなFCJマシンを使って簡単に解説します。【1:フロントウイング】
【2:リヤウイング】
・・・F1をはじめとするフォーミュラカーの特徴でもある、前後についた羽=ウイングは非常に重要なパーツです。レーシングカーのウイングは飛行機とは逆の原理で、空気の流れを利用してマシンを下に押さえるつける力=ダウンフォースを得るために装着されています。このウイングを失うとマシンはバランスを崩し速く走ることができなくなってしまいます。
【3:ノーズ】
・・・そのまんま鼻という意味ですね。マシンの前方部分を指す言葉です。
FCJマシン |
【4:コクピット】
・・・ドライバーの運転席のことです。最近のフォーミュラカーは安全性も考慮し、ドライバーを包み込むような「モノコック」構造が採用されています。このモノコックと呼ばれる部分は人間で言う胴体にあたり、このモノコックが軸になってサスペンション(手足)、エンジン(心臓)がくっついています。
【5:サイドポンツーン サイドポッド】
フォーミュラカーの横の部分はサイドポンツーンまたはサイドポッドと呼ばれます。この中にはエンジンを冷却するためのラジエーターが入っており、空気を流して冷却水を冷やします。
以上がフォーミュラカーの外観で特徴的な部位の専門用語です。
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